2017年10月20日〜22日付 全米映画興行成績 Top 5

日記 comments(0) - こぶたのゆう

 

2017年10月20日〜22日付の全米映画興行成績 Top 5です。

 

今週末全国規模で公開された新作は3本。その中で最大規模の3246館で公開されたのは、ジェラルド・バトラー主演のディザスター・ムービー『Geostorm』でした。製作費1億2000万ドルの大作で、気象をコントロールするようになった未来における機械の誤作動による災害を描くお話。ところが週末の興行成績が1330万ドルとかなり低く、今週末ランキングではなんと2位になってしまいました。1位になったのは黒人文化や黒人社会問題を扱い、アメリカの黒人女性層から絶大な支持を誇るタイラー・ペリーの新作『Tyler Perry's Boo 2! A Madea Halloween』です。2388館と『Geostorm』より850館も少ない上映館数で2165万ドルを記録しての1位です。こちらの製作費が2500万ドル、なんと5分の1程度の製作費でアベレージが2倍以上という、興行収入の数字以上の差をつけての圧勝でした。タイラー・ペリーという人は監督・プロデューサー、脚本家・俳優・劇作家とマルチな才能を持っていて、とくに型破りなおばあちゃんを演じる(男性のタイラー自身が演じます)Madeaシリーズは大ヒットとなります。このシリーズは2005年の「Tyler Perry's Diary of a Mad Black Woman」からスタートして今回が8作目のシリーズです。この1作目からの興行成績は1位→1位→1位→2位→4位→3位→1位→1位と一時期落ち気味でしたが盛り返しました。それでもオープニング記録は前作の2850万ドルよりも下回っていますし、12年前の1作目と同じ程度の数字なので大ヒットという訳ではないようですが、2位の『Geostorm』がコケたという感じでしょうか。でも海外ではほとんど公開されないアメリカオンリー気味な「Madea」に対し、『Geostorm』の方は全体の興行収入の80%近くを海外で稼いでいて現在6300万ドルになっているので、アメリカ以外の国での成績に期待です。

もう1本2577館で上映されたのは、2013年のアメリカ南部アリゾナ州で発生した大規模な山火事の消火活動にあたり、19人の消防士の犠牲をだした実際の出来事を基にした『Only the Brave』。この山火事ではホットショットと呼ばれるエリート消防士20名の部隊が出動しましたが、1人を除く19名が死亡という痛ましい結果となりました。

 

1(-) Tyler Perry's Boo 2! A Madea Halloween 2165万ドル

2(-) Geostorm 1330万ドル

3(1) Happy Death Day 940万ドル

4(2) Blade Runner 2049 715万ドル

5(-) Only The Brave 600万ドル

 

さて来週ですが、全国規模での公開を予定している新作は3本。その中で最大規模の2700館を予定しているのはソウシリーズの最新作で第8弾となる『Jigsaw』。今回は殺人鬼ジグソウが死んで10年以上が経過したところから始まります。2010年の「Saw 3D」がシリーズ最終作となっていたんですが、今回ナンバリング作品ではなく、タイトルを変えて復活です。2000館で公開を予定している『Suburbicon』はジョージ・クルーニー監督・主演マット・デイモンによるクライム・コメディ。同じく2000館で予定されている『Thank You for Your Service』は、帰還兵はなぜ自殺をするのかをもとにした戦争ドラマ。帰還兵の戦地での体験のトラウマに苦悩する様子が描かれます。わたしの期待はやっぱり『Jigsaw』。ソウシリーズはホラー映画史上大きなポイントとなったので、この新作にも期待したいと思います。

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