稲川淳二の超こわい話 うらめし〜い

日記 comments(0) - こぶたのゆう



2009年7月24日 バンダイビジュアルより発売。
ラジオでの怪談が好評となって霊感タレントとして活躍している稲川淳二のオリジナルDVD作品『稲川淳二の超こわい話 うらめし〜い」です。稲川淳二の怖い話のメディアが始めて登場したのは1987年9月発売の「稲川淳二の秋の夜長のこわーいお話」。発売元のビクターはこのカセットテープを初回わずか2000本で出荷したものの大ヒットしてしまい、最終的に32万本までいったそうです。
この「稲川淳二の超こわい話 うらめし〜い」は他の2作品「おそろし〜い」「おぞまし〜い」と同時発売でした。それぞれに6話が収録されていて、この作品には 常連客/念願のマイホーム/拾ったエアーマット/ピンクのスラックスの女/覗いている白い寝巻きのお婆さん/雨の日のタクシー が収録されています。

「常連客」はビルの2階にあるお店の窓の外から覗く男のお話。その窓の向こうは川なので絶対に人が立っていられるはずはありません。
「念願のマイホーム」はやっと手に入れた中古のマイホームですが、どうやら目に見えない誰かがいるようだというお話。
「拾ったエアーマット」はエアーマットを浜辺で拾った男の友達がそれを借りて海に遊びに行ったところ、恐ろしい体験をするというお話。
「ピンクのスラックスの女」は上司の別荘へやって来た秋田さんが後から遅れてくる同僚を迎えに真っ暗な田舎道を駅へと向かっていると、鉄橋の真ん中でピンクのスラックスの女が身を乗り出して下を見ているというお話。
「覗いている白い寝巻きのお婆さん」は廃墟となっていた病院で撮影の仕事を終え片付けをしていたADが廊下の向こうからお婆さんがこちらを見ているのを目撃するというお話。
「雨の日のタクシー」は雨の日にお客さんを拾ったところそのお客さんは急いでいて、タクシーを降りてすぐ別のトラックに轢かれるという事故が発生。しばらくしてまた雨の日、見覚えのある男がタクシーを拾おうとしている…というお話でした。

それほど怖くないお話もあれば鳥肌が立つようなお話もありました。この6話の中で私が一番怖いと思ったのは「拾ったエアーマット」。大体予想はつきますが、ゾッとするような展開で夜目を覚ますのが怖くなるようなお話です。その次は「ピンクのスラックスの女」でしょうか。真っ暗な家も街灯もない田舎の道で、懐中電灯もなしで女性が1人橋に立っているという設定だけでものすごく怖いです。
稲川淳二の作品全体に言える事ですが、ビジュアルで見ても本人の話している姿しか出てきません。再現フィルムがあるわけでもないんですが、とにかくこの話し方と雰囲気。友達と集まって怖い話をし合うようなドキドキ感が味わえて、私はすごく好きです。再現フィルムっていうのはどうしても作り物だという思いが頭からはなれないんで、すごく怖いというところまではいかないんですが、それを話だけ(だから怖さがストレートに伝わってきます)で怖がらせるというのはすごい力量だと思います。

稲川淳二の超こわい話 赤い部屋

- comments(0) - こぶたのゆう



2011年7月22日にバンダイビジュアルから発売されたオリジナルDVD『稲川淳二の超こわい話 赤い部屋』です。
「稲川淳二の超こわい話 青い部屋」と同時発売でした。今回は「内田のおばあちゃん」「NPO」「蚊帳の屋根」「ミニクーパー」「ロケバス」「郵便物」の6話が収録されています。

「内田のおばあちゃん」は稲川淳二のおばあちゃんの体験したお話。おばあちゃんの友達のお婆さんが亡くなってから毎晩真夜中に家の玄関にやって来ているというお話です。
「NPO」はNPOで働いている女性がその関係で借りたアパートの部屋で体験する恐怖のお話。1階の隅の部屋を借りたところ、部屋の中にはもうひとつ扉があって、どうやら部屋と外の壁の間にスペースがあって、地下におりる階段がみえます。そしてその地下の部屋から足音が聞こえてきます。
「蚊帳の屋根」は、散歩の途中にある家は空き家だと思っていたら時折明かりがついている事があります。女の子を見たこともありますが、近所の人の話によるとあの家はやっぱり空き家だそうです。
「ミニクーパー」は地方のイベントの開催の仕事をしていた人が夜中車で山の中をショートカットして朝までに帰らないといけなくなったので森の中を走っていたところ、ミニクーパーが横転しているのを目撃。中には女性が乗っていました、というお話。
「ロケバス」は人造に造られた湖の付近でのロケを夜にしていた、そのロケバスの運転手の体験したお話。夜の一面闇の中バスで1人待っていると、外から誰かが歩いてきます。でもどうやら生きた人間ではないようでした。
「郵便物」は引っ越してきた男の元へ前に住んでいた女性がやってきます。彼女は自分宛の荷物が来るから代わりに預かっていて欲しいとたのまれます、というお話です。

私が一番怖かったのは「NPO」。ただ単に怖い体験をしたというだけではなくて、住んでいた女性の人格を変えさらには病気にまでさせてしまうという怨念というか、悪意のすさまじさを感じさせるお話です。そのアパートがまだあるというのも怖いですねえ。「ミニクーパー」や「郵便物」はどことなく悲しみというか、切なさをかんじさせるようなお話でした。

稲川淳二の超こわい話 禁忌領域

- comments(0) - こぶたのゆう



2010年7月23日にバンダイビジュアルから発売されたオリジナルDVD『稲川淳二の超こわい話 禁忌領域』です。
「稲川淳二の超こわい話 怨霊奇談」と同時発売でした。この作品も6話が収録されています。収録内容は「ねんねこの赤ちゃん」「カンボジア」「南房総の足跡」「曰くつきの家」「バックミラー」「宮野森特別区域駐車場」です。

「ねんねこの赤ちゃん」は人気のない田舎道を歩いていると向こうからねんねこを背負った女性が歩いてきます。赤ちゃんが激しく泣いているので様子をみようとすれ違いざまねんねこの中を覗いてみると…といったお話。
「カンボジア」は友人の加納さんとカンボジアへ心霊探訪に行った時の事。そこで泊まったホテルで体験した怪異は昔の大虐殺と関係がありました、というお話。
「南房総の足跡」は南房総にある廃墟を探検しに夜やってきた学生たち。もっと怖くしようということになり、廃墟の中で懐中電灯の灯りも消して怪談話を始めます。ところがそこにはもう1人学生たちではない何かがいました、というお話。
「曰くつきの家」は曰くつきの家を探しに行ったところ突然の雨。あたりは薄暗くなってしまいとりあえず宿を取ることにしました。ところが夜寝ていると誰かが部屋の中にいます、というお話。
「バックミラー」は木工業を営んでいる会社の先輩の車にはバックミラーがありません。先輩が言うには女が映るからだといいます。そのために先輩はバックミラーを取ってしまったのです、というお話。
「宮野森特別区域駐車場」は宮野森特別区域に車で遊びに行った男女4人。その中の1人の女の子がトイレに行きたくなり駐車場の向こうにある公衆トイレに入ります。薄暗い灯りの中個室に入っていると、だれも入ってきた様子もないのに突然水を流す音が聞こえてきました、というお話。

この6話の中で一番怖かったのは「宮野森特別区域駐車場」。薄暗い夜の汚れた人気のない公衆トイレというのはそれだけですごく怖いです。中に入らなくても外から見ただけで怖いです。薄暗い電灯に蛾なんかがいたりしたらもう最高です。駐車場には自分たちの車しかなかったし、2つあるトイレの個室の片方は使用禁止の貼紙がしてあるのに、その方から突然水を流す音がするなんて自分だったら心臓が飛び出しそうなくらいビックリしてしまうんでしょうね。霊感がないというか鈍感というか、幸いにもこれまでそういった心霊現象に出会ったことはないですが、だからといって決して信じていない訳ではなくて、やっぱりいそうだなと思ってしまいます。このお話のシチュエーションはありがちなのでより身近に感じる怖さです。
反対に「カンボジア」は出てくる霊も現地の人なので、どうも親近感(?)が湧かないというか怖さが半減してしまったように思います。やっぱり日本のお話の方が怖いと思うのは、生粋の日本人だからでしょうか。

稲川淳二の超こわい話 怨霊奇談

- comments(0) - こぶたのゆう



2010年7月23日にバンダイビジュアルから発売された『稲川淳二の超こわい話 怨霊奇談』です。
「稲川淳二の超こわい話 禁忌領域」と同時発売でした。この作品も6話が収録されていて、その内訳は「隣の奥さん」「ツーリング」「信州でのはなし」「信州のおじさん」「はるみさんのアパート」「猫が鳴く」です。

「隣の奥さん」はキャリアウーマンだった奥さんが大きな病気をしたのをきっかけに空気のいい郊外の一戸建てに引っ越してきた夫婦。奥さんは毎日昼間は1人ですが、隣の奥さんと仲良くなります。ところがその奥さんが人が入れそうなほど大きな箱を購入、さらに数日後には何か重いものが入った袋を幾つも運び出しているのを目撃します。奥さんはそれが旦那さんの死体ではないかと疑います、というお話。
「ツーリング」は仲のいい2人がツーリングを楽しんでいると突然雨に降られてしまいます。雨宿りを探していると廃墟がありました。そこにバイクを入れて休んでいましたが、1人がトイレに行ったところあるものがトイレにいました、というお話。
「信州でのはなし」は稲川淳二のお父さんとその弟のお話。
「信州のおじさん」は太平洋戦争が終わった頃に稲川淳二のお婆さんが体験したお話。戦争に行って帰ってこないおじさんが夢の中に出てきます。その夢の内容は現実にあった事と酷似していました、というお話。
「はるみさんのアパート」はダンススタジオに通っているはるみさんはスタジオがアパートから遠いためにいつもくたくたの中を帰っています。そこで近いアパートを探して引っ越しました。ところが引越しを手伝ってくれた友人がシャワーを借りていたところ真っ青な顔をして飛び出してきました、というお話。
「猫が鳴く」はその人が借りたアパートで夜猫の鳴き声を聞きます。それはどうやら毎晩鳴いているようで、ある夜それが聞こえてくるのは実は部屋の押入れの中からだと気付きます。翌朝押入れを開いてみても猫はいないし、出入りできるような隙間もありません、といったお話。

この中で一番怖かったのは「隣の奥さん」。これは怖さといい話の展開といい普通のホラー映画でもいいようなストーリーラインとなっています。最初はほのぼのした様子から、少しずつ隣の奥さんの様子がおかしい事に妻が気付き始め、そして夫はある時隣の家には誰も住んでいなくてその家には以前恐ろしい事件があった事を知ります。そして妻には内緒で隣の家の中に入ってみるのですが、という本当に映画みたいな展開のお話でした。
その他では「はるみさんのアパート」なんかも結構怖いお話でした。新しく引っ越す人なんかはこの話を聞いた後だと絶対気になってしまうんじゃないでしょうか。殺人なんかがあったアパートの部屋で、それを綺麗にする業務をする人が全てを終えたあと御札とかを貼るんですがそれは新しい入居者には気付かれてはいけないので貼り返る壁紙の下とかに貼ったりしますが、それが出来ないユニット式バスなんかは天井裏に貼ったりすると聞いたことがあります。知らない人が前に住んでいたというのはそれだけでミステリアスですね。

稲川淳二の超こわい話 おぞまし〜い

日記 comments(0) - こぶたのゆう



2009年7月24日にバンダイビジュアルから発売された『稲川淳二の超こわい話 おぞまし〜い』です。
「稲川淳二の超こわい話うらめし〜い/おそろし〜い」との3本同時発売でした。この作品にも6話が収録されていて、「隔離病棟」「新宿区落合 木造アパート」「北川家別荘」「旧校舎」「トンネル」「古い旅館の妖怪」です。

「隔離病棟」は昔、結核患者を隔離していた病院の建物内で撮影を行っていたクルーがその後片付けを始めていたときに体験したお話。2人で手分けして後片付けをしていると妙に咳き込む音が聞こえてきます。
「新宿区落合 木造アパート」は取り壊すし寸前の古いアパートに住んでいる学生の所に遊びに行った友人との物語。1階の2号室に住んでいる友人ですが、3号4号は無人です。その他の部屋も夏休みという事でみんな帰省しているので今このアパートに住んでいるのはその友人だけのはずですが、4号室からドアを開け閉めする音や足音が聞こえてきます。
「北川家別荘」は怪談好きの2人が近くにあるという恐ろしい心霊スポットを見に行こうということになります。鉄の扉の向こうの草むらを行くと廃屋となった建物を見つけ、そこで頭のおかしくなった病院の1人息子が焼身自殺をした場所へとやってきたところ…というお話。
「旧校舎」は取り壊しも行われずに残っていた旧校舎に入ったボールを取りにいった生徒の1人が、その教室の中で体験した物語。埃がうずたかく積もっている長年誰も入っていない教室で起こった出来事とは…
「トンネル」の発端となった物語は戦時中のお話。兵隊義務から逃げた夫のために村八分にされそうになった妻は命からがらにげだしますが、近くのトンネルで命を落としてしまいます。そのトンネルで現在起こるらしい怪異の話。
「古い旅館の妖怪」はイベントの司会をしている女性が古い旅館で体験したお話。夜遅く旧館の大浴場に入った女性は、1人だと思っていたにも関わらず浴場の奥に日本髪に結ったもう1人の女性がいるのに気づきます、といったお話。

一番怖かったのは「古い旅館の妖怪」。妖怪とありますが、あまり妖怪らしくはありません。ただその女の動き方が人間らしくないところから妖怪かもしれないみたいな感じで語られますが、その動きがかなり怖かったです。古い旅館というのはかなり雰囲気があって何か出てもおかしくないと思わせます。そういうシチュエーションは最高ですね。
その他にも「新宿区落合 木造アパート」とか「旧校舎」も結構好みのシチュエーションでこの6編は怖い話が多かったように思います。その中でも旅館の浴場に現れる女性は今思い出しても怖い!

2018年6月22日〜24日付 全米映画興行成績 Top 5

日記 comments(0) - こぶたのゆう

 

2018年6月22日〜24日付の全米映画興行成績 Top 5です。

 

今週末全国規模で公開された新作は1本。4475館で公開されたのは大ヒットシリーズの最新作『Jurrasic World: Fallen Kingdom』です。Jurrasic Parkから数えると5作目、Jurrasic Worldの新シリーズからは2作目となります。そのオープニングは、前作の2億880万ドルには大きく及ばなかったものの、1億5000万ドルを記録して第1位になりました。全米4475館はシリーズ最大規模の公開です。出演は前作同様クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワードです。先週「Incredibles2」が1億8268万ドルを記録して、今週「Jurassic World」が1億5000万ドルと2週連続で異なる映画がオープニング1億ドル突破しましたが、これは史上2番目の快挙です。前回は2007年に「Pirates of the Caribbean: At World's End」が1億1473万ドル、続いて「Shrek the Third」が1億2162万ドルを記録しました。

 

現在ディズニーは2位の20世紀フォックスに3倍近い興行成績で1位を独走中です。過去20年、2倍もの差が1位と2位でついた事はないんですが、それが3倍というのは驚異的な数字です。ディズニーが初の30億ドルを記録した2016年でさえ、2位のワーナーは19億ドルでしたから。これはもうディズニーの一人勝ちみたいなものです。2018年度の年間興行成績の途中経過は、1位「Black Panther」6億9974万ドル、2位「Avengers: Infinity War」6億6949万ドル、3位「Incredibles 2」3億5037万ドル、4位「Deadpool」3億415万ドル、5位「Solo: A Star Wars Story」2億217万ドルです。Top 5中ディズニーが4本です。これから「Jurassic World」がTop 5に入ってくるでしょうが、どこまでいけるか注目です。

 

1(-) Jurassic World: Fallen Kingdom 1億5000万ドル

2(1) Incredibles 2 8092万ドル

3(2) Ocean's 8 1165万ドル

4(3) Tag 820万ドル

5(5) Deadpool 2 525万ドル

 

さて来週ですが、全国規模で公開される新作は2本。メキシコの麻薬組織壊滅を描くアクション・スリラーの続編『Sicario: Day of the Soldado』が2900館以上、2012年のペプシマックスのCMが大人気となって今回の映画化に繋がった『Uncle Drew』が2600館で予定されています。Top 2は変わらないと思うので、「Sicario」が3位に入れば面白いかな。

稲川淳二の超こわい話 おそろし〜い

日記 comments(0) - こぶたのゆう



2009年7月24日にバンダイビジュアルから発売されたオリジナルDVD『稲川淳二の超こわい話 おそろし〜い』です。
「稲川淳二の超こわい話 うらめし〜い/おぞまし〜い」の3本が同時発売となりました。各6話収録で、この「おそろし〜い」の内訳は「樹海」「出口の見えないトンネル」「振り向かない役者」「同僚の死の真相」「真実の鏡」「継母」です。

「樹海」は樹海にロケに来た一行がその現場へ移動する際に、その中のタレントの3人が体験した怪異。
「出口の見えないトンネル」は近くにちょっと怖そうなトンネルがあると聞いて夜そこへ向かった人たちが、もっと怖くするために灯りを消して並んでそのトンネルを通ってみようと考えます。一番後ろの人が何か怖い話をして前に移動、次に後になった人が怖い話をして前に移動を繰り返します。すると自分たちのではない足音が背後から聞こえてきました、というお話。
「振り向かない役者」は神奈川県にある劇場の地下には使用されていない練習場がありました。そこをちょっと見てみようということになり数名の役者がこっそりその練習場の中に入ってみたのですが…というお話。
「同僚の死の真相」は機械の調子が悪くなって残業となってしまった2人。しかし1人が機械に巻き込まれて亡くなってしまいます。ところが同時刻その同僚はみんなが行っていた居酒屋に顔を出していたのです、というお話。
「真実の鏡」は九州北部の閉鎖されたモーテル。ここを美容外科クリニックにしようという話が持ち上がり、女性医師が見学にきます。ところがその女性が悲鳴をあげてモーテルから出てきたのです。彼女は精神的におかしくなっていました。不動産屋が中に入って何を見たのか考えてみるに、どうやら階段の踊り場にある鏡を見たようなのですが…というお話。
「継母」は兄弟の話です。お母さんが亡くなって新しいお母さんがやってきます。お母さんはいつも2人の新しい子供が寝静まった頃そっと枕元にやってきて寝顔を眺めていました。ところがふと目を覚ました弟はそのお母さんをみると大泣きをしてしまいます。それは毎度の事でした。大きくなってから弟にその話をしてみると…といったお話です。

ものすごく怖いというのは今回なかったんですが、まずまず怖かったなというのが2本。1本は「振り向かない役者」で、幽霊が登場するまでの展開はかなり怖いものでした。ラストはちょっとあっさりめかも。もう1本は「真実の鏡」。鏡に映っていたのは何だったのか、というのがポイントですが、それまでの展開から見てちょっと物足りなかった印象があります。こうして映画を見るような視点で見てしまうところが難点ですが、これは一応実話という事なので映画のような展開を望む方が間違ってるんですよね。話で聞くとそれほど怖くないようなものでも、実際自分が体験するとすごく怖いものなんだろうなと思います。「継母」なんか話が終わってみるとどことなく切なくなるような話ですが、実際にそれを体験した当人からすればすごく怖かったんだろうなと想像します。

2018年6月15日〜17日付 全米映画興行成績 Top 5

日記 comments(0) - こぶたのゆう

 

2018年6月15日〜17日付の全米映画興行成績 Top 5です。

 

今週末全国規模で公開された新作は3本。その中で最大規模の4410館で公開されたのは、2004年に公開された「The Incredibles」の続編『Incredibles 2』です。前作はオープニング7046万ドルで2週連続No.1、トータル2億6144万ドルで年間興行収入も第5位という大ヒットを記録しました。今回はなんとそのオープニングが1億8268万ドル、これはアニメとしては歴代1位の記録です。それまでは2016年公開の「Finding Dory」が記録した1億3506万ドルでしたが、それを大きく更新しました。トータルの興行収入のアニメ歴代1位は「Finding Dory」の4億8629万ドルなので、これを抜く可能性が大です。現在1位を独走中のディズニーは2位の20世紀フォックス以下に2倍以上もの差をつけています。ユニバーサルの「Jurassic World」がもうすぐ公開になりますが、ディズニーも7月6日に「Ant-Man and the Wasp」が控えているので、2対1でこの差を縮めるのは難しそうです。

3382館で公開されたのは、鬼ごっこに人生をかける男たちを描く『Tag』で1494万ドル、3位になりました。もう1本の1972年に公開されたニューヨークを舞台に麻薬に手を染める黒人を描く『Superfly』の同名リメイクが2220館で公開、687万ドルで6位になりました。

 

1(-) Incredibles 2 1億8268万ドル

2(1) Ocean's 8 1896万ドル

3(-) Tag 1494万ドル

4(2) Solo: A Star Wars Story 1000万ドル

5(3) Deadpool 2 868万ドル

 

さて来週ですが、全国規模で公開される新作は1本のみ。既に他の国で公開されて1位を記録している『Jurassic World: Fallen Kingdom』が4400館で公開になります。前作がオープニング2億880万ドルを記録して当時の歴代1位となったこのシリーズ、今回もどのくらい数字を伸ばすのか、注目です。

バーニング・オーシャン

映画 comments(0) - こぶたのゆう

 

2016年9月30日〜10月2日付 全米興行成績第2位 2022万ドル。

 

2010年4月20日にメキシコ湾沖合い80キロの石油掘削施設「ディープウォーター・ホライズン」が爆発して大量の原油がメキシコ湾に流出した事故を基にしたディザスター映画『Deepwater Horizon』です。7月16日までに流出した原油の量は78万キロリットルで、その被害規模は数百億USドルといわれています。当時126人が働いていて、11人が行方不明、17人が負傷しました。

 

メキシコ湾沖約80キロメートルのところにある石油掘削施設ディープウォーター・ホライゾン。そこで働くマイク・ウィリアムズは、現場監督のジミー・ハレルと一緒に再びディープウォーター・ホライゾンに向かいます。現場では石油を掘る予定が大幅に遅れている事から地質の検査をカットしようとしている施設の持ち主BP社のドナルド・ヴィドリンたちとハレルが揉めます。結局BP社を説得してなんとか減圧試験はする事になりました。その試験で急激な圧力の上昇を確認したものの、別の症状から機械の不具合でこうなる事もあるとの指摘をBP社からされ、別の試験をします。実は装置の一部に岩石などが詰まっていて、別の試験では圧力の上昇が計測されないという事態が起こっていました。一部の計器では圧力の上昇を計測したものの、それなら泥が噴出するはずだという主張の通り泥は出てきていません。そのため作業は始められることになりました。そして4月20日の夜、爆発炎上する事になります。

 

物語の半分は施設が爆発炎上するまでの経緯をかなり細かく描いていきます。大企業と利益関係からの作業の短縮、従業員の命を預かっている事から検査には慎重な監督、経費削減のため設備に多くの不具合がある状況などが丁寧に描かれていきます。そしていよいよ事故が起こるんですが、その部分はとにかく凄い迫力です。原油に火がつく状態なので周りが火の海になります。そこからはどうやって脱出するかという点に物語が映ります。とにかく爆発の状況が大きすぎるので、原油の流出を止めようだとか(当初その動きもありました)被害を最小限にしようとかいう余裕がありません。とにかくなんとか脱出しないと、という感じになっています。ですので後半は脱出という事だけに焦点が絞られていました。全体的にはマイク・ウィリアムズ、ジミー・ハレル、ドナルド・ヴィドリンを中心に描いていきますが、その他の人たちの描かれ方が少なかったように感じました。そのため、災害の規模や酷さが人のレベルで今ひとつ小規模に感じられます。その辺がちょっと物足りないかな。

 

監督はPeter Berg、出演はMike WilliamsにMark Wahlberg、Jimmy HarrellにKurt Russell、Donald VidrineにJohn Malkovich、Andrea FleytasにGina Rodriguezです。

ちはやふる -下の句-

映画 comments(0) - こぶたのゆう

 

2016年4月30日〜5月1日付 日本興行成績第5位 2億1632万円。

 

2016年3月19日に公開された「上の句」の続編となる『ちはやふる ー下の句ー』です。前作が3月に公開されて4月に続編と、スピード公開となりました。そのため物語は完全に前作の続きです。どちらかというとパート2というよりは、1本の映画を前編と後編に分けた形です。4月29日の初日舞台挨拶で続編の製作決定が発表されました。

 

前作での出来事からかるたをやめてしまった新。ちはやは自分が強くなる事で新と再びかるたが出来るようになる事を目指します。毎日のように新に電話するようになり、かるた部の練習でも暇があれば携帯です。それを苦々しく思う太一ですが、見てみぬふりをしていました。他の部員からもちはやの気持ちがここにないように感じていて快くは思っていません。さらにちはやと同学年の現在のクイーン若宮詩暢の存在を知り、彼女のレベルに到達したいと気持ちが焦ります。そこでかるた部を離れ、単独で北央学園に練習に向かうという、個人を優先する事にしたのです。バラバラになりそうなかるた部をつなぎとめまとめたのは部長である太一でした。

 

今回はかるた部の危機という、チームとしての団結力が問われる内容と、新のかるたへの情熱の復帰に焦点が当てられています。かるた部ではちはやが個人を優先するという、前作とは打って変わって自己中な感じとなり、太一をメインとして他の部員たちの気持ちが辛くなるという展開です。もともとかるた部も強引に作ったようなところがあるので、ちはやの性格はそうなんだろうなあとは思いますが、ここから当然予想のつく展開として自分の間違いに気付く事になります。そうして人間として成長していく過程も描いていきます。新も一度は断ち切ったかるたへの想いを、ちはやや太一の姿を見て次第に復活させる過程もゆっくりですが描きます。新が復活するということは、太一にとってちはやを巡る強大なライバルが復活する事を意味するんですが、小学生の頃の卑怯な自分にはならないという太一は新を歓迎します。このお話のポイントはちはやと太一と新の三角関係ですが、太一も新もどっちと一緒になってもおかしくない展開なので、すごく先を読むのが難しいです。原作ファンの人たちも、どっち派かという質問で同じ位に分かれるそうですから。まだ漫画も完結していない現在、完結編はどのように終わるんでしょうか?(まだ観てません)。

 

監督は小泉徳宏、出演は(前作紹介分以外で)若宮詩暢に松岡茉優、須藤暁人に清水尋也、原田秀雄に國村隼です。

無料ブログ作成サービス JUGEM