死んだ母の後生家に帰った女性に起こる怪異 『The Pact』 2011年版

映画 comments(0) - こぶたのゆう



2012年に製作されたアメリカのホラー「The Pact」の原型となる2011年版の『The Pact』です。長篇版は89分でしたが、原型となる短編版はわずか11分の作品で、2011年のサンダンス映画祭に出品されました。登場人物もほぼ2人の掌編といった感じです。

お母さんが亡くなり、アンナは子供時代に育った家に戻ってきました。しかしいないはずのお母さんの気配を家の中で感じるのです。首筋に手が触れるのを感じたり匂いもかいだことがありました。ある日ネットでのテレビ電話の最中、受信状況が悪くなります。受信が改善するように色々と場所を移動するうちに、部屋のライトが瞬くように点滅を始めました。アンナはある部屋から気配を感じます。それはこの家に来てからずっと気になっている部屋でした。彼女はそっと扉を開け、真っ暗なその部屋へ入っていきました。

たったこれだけの短いお話ですが、特にドアがひとりでに開くとか幽霊らしい姿を目撃するとかはありませんが、その背筋が寒くなるような雰囲気は素晴らしいと思います。アンナの不安が自身の過去と現在の母の死との絡みでより強くなっていくのは静かに膨らんでいく不安といった様子で、見ているほうも不安になってしまいます。この設定を元に長篇に作り直したのが2012年版の長篇となったんですね。

監督はNicholas McCarthy、出演はアンナにJewel Staite、エイドリアンにSam Ballです。

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