アベンジャーズ

映画 comments(0) - こぶたのゆう



2012年5月4日〜6日付 全米興行成績第1位 2億743万ドル。
ここから3週連続でNo.1となりました。週末のオープニング興行成績は初の2億ドルを越えて歴代1位、2012年の年間第1位、トータルの興行収入は「アバター」「タイタニック」に続く歴代3位となりました。アイアンマン、ハルク、マイティ・ソー、キャプテン・アメリカからなるスーパーヒーローチームの活躍する映画です。監督はジョス・ウィードン。

チタウリと呼ばれる宇宙人たちは、無尽のエネルギーを秘めたキューブを手に入れるため、神の国アスガルドを追放されたソーの弟ロキと手を組みます。キューブが手に入れば、地球はロキのものにしてくれるというのです。地球ではそのキューブが暴走をはじめ、突然光の扉が出来てロキが登場します。現場にいた人たちはほとんど全滅、警備にあたっていたSHIELDのエージェントのクリント・バートンや、天体物理学のエリック・セルヴィグが操られて仲間になります。キューブは取られてしまったものの、間一髪逃げ出したSHIELDの長官ニック・フューリーは、キューブを奪い返すためアベンジャーズを結成するために、目をつけていたメンバーを集めます。そこで女スパイのナターシャ・ロマノフにブルース・バナー博士(ハルク)を、SHIELDエージェントのフィル・コールソンにはトニー・スターク(アイアンマン)を、フューリー自身はスティーヴ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)に声をかけて集まってもらいます。地球の危機にバラバラながらも協力するメンバーは、簡単にロキを捕まえます。ところがそれをソーに邪魔されてしまいます。とにかくソーにも協力してもらい、ロキを監禁するのですが、実はそれはロキの策略だったのでした。ハルクを暴走させ、奇襲をかけようという作戦だったのです。SHIELDの空飛ぶ空母は墜落、ハルクも墜落、ソーは急下降する罠に捕まって落下、SHIELDとアベンジャーズのメンバーは最悪の状態を迎えてしまいます。しかも人望の厚かったコールソンまで死んでしまいました。コールソンの死をきっかけにアベンジャーズはまとまり、キューブのエネルギーを効果的に放出する場所がスターク・タワーだと知ったメンバーは、その場へ急行。しかし時既に遅し、ゲートは開いてしまい、チタウリの軍隊が地球へ総攻撃をかけてきたのでした。アベンジャーズの力をこの程度と見くびっていたロキとチタウリでしたが、初めて力を合わせたアベンジャーズは想像を越える強さを発揮します。おびただしい数の敵を相手に、地球を救う戦いが始まりました。

といったお話です。これだけスーパーヒーローが集まると誰かにスポットが集中するだろうなと思っていたら、みんなそれぞれに見せ場があり、それぞれの立場や苦悩も描かれていました。「アイアンマン」の成功からトニー・スタークがメインかなと思っていたのですが、暴走するものの神をも上回るパワーを誇るハルク、最終決戦ではリーダーとしてみんなを指揮するキャプテン・アメリカ、弟のロキとの間で悩むマイティ・ソー、そしてSHIELDのエージェントで洗脳のために一時的に敵同士となるクリントとナターシャなど、みんなが主役のような扱いになっていて、きちんとプリキュアでいうところの、オールスターズになっていたのは良かったです。私としては、ラストのエンドクレジットが終わったあとの、あのシュールなシーン、最高でした。

 

監督はJoss Whedon、出演はTony Stark / Iron ManにRobert Downey Jr.、Steve Rogers / Captain AmericaにChris Evans、Bruce Banner / HulkにMark Ruffalo、ThorにChris Hemsworth、Natasha Romanoff / Black WidowにScarlett Johansson、Clint Barton / HawkeyeにJeremy Rennerです。

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