愛と死の間で

映画 comments(0) - こぶたのゆう



1991年8月23日〜25日付 全米興行成績第5位 347万ドル。
最初全米450館での公開でしたが、翌週745館に拡大。見事第1位になりました。そこから2週連続でNo.1になっています。イギリス出身のケネス・ブラナーが、監督と主演を兼ねていて、当時奥さんだったエマ・トンプソンと共演しています。ケネス・ブラナーのハリウッドデビュー作である『愛と死の間で』は、リインカネーションを題材としたサスペンス映画で、アメリカで2週連続でNo.1になるほどの良質のサスペンスとして仕上がっています。

1949年作曲家のローマン・ストラウスが奥さんのマーガレットをハサミで刺して殺した罪で死刑を宣告されました。処刑の直前新聞記者のグレイ・ベーカーはローマンに呼ばれます。そして「妻を永遠に愛し続ける」という言葉をつぶやくのでした。
40年後1人の女性が修道院に保護されていました。記憶がなく、言葉も話せない状態です。毎晩何らかの夢を見るらしく、いつも悲鳴を上げていました。そして眠る前にはイスでドアを開けられないようにしていたのです。彼女が見ていた夢はローマンとマーガレットの事でした。修道院の院長の進めでここの修道院育ちの私立探偵マイク・チャーチの協力を得ます。事態は中々進展しませんでしたが、新聞に出した広告から一人の男性が尋ねてきます。このマドソンという男は古美術商を営んでいるのですが、催眠術にも長けていて、それを使って記憶を呼び戻そうと言う事でした。そして催眠術で記憶を戻してみたところ、なんと彼女の中に現われた記憶はマーガレットとローマンの記憶だったのです。マドソンは言います。生まれ変わってもその運命は繰り返されるのだそうです。そして助かるためには前世の経験を生かすことだとも。
そうして催眠療法を繰り返すうち、女性は声を取り戻すことができます。しかし同時に前世の記憶の中に協力者のマイクが現われてきたのでした。どうやらマイクも彼女と何らかの関係があることがわかります。そして今度はマイクの前世を催眠療法で調べたところ意外な事実がわかったのです。
マイクの前世はマーガレットで、女性の方が夫ローマンの生まれかわりだったのでした。

といったお話です。マイク・チャーチとローマン・ストラウスの2役をケネス・ブラナー、グレース(マイクがそう名づけます)とマーガレットの2役をエマ・トンプソンが演じています。同じ人が演じることによって、そのまま生まれ変わりなのかなと思わせる演出はなかなか驚かされました。実は反対だったんですね。そしてこのままでは終わらない、もうひとつのどんでん返し。転生をテーマにどんでん返しのサスペンスで包んだ、でももうひとつの不変のテーマを描く大傑作です。

 

監督はKenneth Branagh、出演はMike Church/Roman StraussにKenneth Branagh、Amanda Sharp/"Grace"/Margaret StraussにEmma Thompson、Gray BakerにAndy García、Franklyn MadsonにDerek Jacobiです。

コメント一覧
コメントする

 

無料ブログ作成サービス JUGEM