ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

映画 comments(0) - こぶたのゆう

 

2019年7月26日〜28日付 全米興行成績第2位 4108万ドル

 

監督クエンティン・タランティーノによるコメディ・ドラマ『Once Upon a Time in... Hollywood』です。1969年のハリウッドを舞台に、女優のシャロン・テートがカルト集団のチャールズ・マンソン・ファミリーに殺害された事件の発生前を背景にしたお話です。この映画がコメディかどうかは微妙なところですが、アメリカのウィキではそうなっています。

 

1950年代のテレビウェスタンドラマ「Bounty Law」でスターだったリック・ダルトンは、今では(1969年)ドラマの悪役やゲスト出演がメインとなっていました。リックの親友で彼専属のスタントマンのクリフ・ブースも同じく仕事が激減です。隣には「ローズマリーの赤ちゃん」などで注目されていたロマン・ポランスキー夫妻が引っ越してきていました。そんな時、リックはマービン・シュワーズからイタリアの西部劇に出る事を勧められます。しかし、プライドが許さないリックはこの話を断ります。売り出しの若手が主演の西部劇に悪役として出演する苦々しい日々。一方休日を1人で過ごしていたシャロンは映画館に立ち寄ります。自分が出演していた映画が上映されていたのです。コメディ映画の自分の演技で観客が笑っているのがとても満足でした。クリフはリックの雑用をこなし、車で送り迎えをしていますが、その道中でプッシーキャットというヒッピーの女性と知り合います。彼女はスパーン映画牧場に送ってくれといいました。昔クリフはここで仕事をしていたことがあります。どうしてヒッピーがそこに行くのかと彼は奇妙に思います。

 

1969年のシャロン・テート殺害事件を描く、みたいな感じで言われていたので、そういう映画かなあと思って観ていました。でも、それはメインという訳ではなくて、リックをメインにクリフとシャロンを散りばめながらの群像劇のような感じの映画でした。それらしい感じの進行もありますが、あくまでも事件は映画の中では起こりません。日本のウィキではスリラーと紹介されていますが、アメリカのウィキではコメディ・ドラマと紹介されています。終盤のシーンはタランティーノらしく結構激しいですが、やっぱり観た印象ではコメディかなと思いました。ディカプリオの真面目にやってるのがコメディになるパターンの演技が良かったです。スリラーを期待してみると、展開がのんびりで良くないかも。ゆるい笑いが楽しめる人は良いと思います。わたしはタランティーノはあまり好きじゃないんですが、この映画は結構面白いと思いました。特にディカプリオの落ちぶれた過去のスターという役の存在感がすごいです。ランニング・タイム161分の大作、でも長さは感じませんでした。シャロン・テート事件が目的の人は別の映画にした方がいいと思います。

 

監督はQuentin Tarantino、出演はRick DaltonにLeonardo DiCaprio、Cliff BoothにBrad Pitt、Sharon TateにMargot Robbie、Jay SebringにEmile Hirsch、PussycatにMargaret Qualleyです。

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