コンゴ

映画 comments(0) - こぶたのゆう



1995年6月9〜11日付 全米興行成績第1位 2464万ドル。
マイケル・クライトン原作の『失われた黄金都市』(原題は Congo)の映画化です。マイケル・クライトンといえば『ジュラシック・パーク』が有名ですが、このお話もクライトン節炸裂です。どういったものかというと、このクライトンという人はアクションやスリラーを基本としたお話を書くんですが、そこに医学や科学なんかのテクノロジーをこれでもかっていうくらい入れる人です。ですからテクノスリラーといわれるジャンルに入れられる事が多いです。『ジュラシック・パーク』でも原作ではDNAの塩基配列なんか載ってましたから。このお話でも舞台はジャングルですが、そこに持ち込む機材が、レーザー構成発生装置だとか小説が発表された当時の最新の技術が満載でした。

アメリカの通信会社のトラヴィコム社は、中央アフリカのコンゴという国で未開拓のブルー・ダイヤモンドの鉱床を発見します。このダイヤモンドを利用すれば、レーザー産業で不動の地位を築く事ができるのです。喜ぶ調査隊でしたが、その報告を衛星回線を使って本社に報告している最中、何者かに襲われて全滅してしまいます。そこには白い影が映っていました。社長のトラヴィスは、企画顧問のカレンを現地に派遣することにします。コンゴは情勢が不安定で入国が難しい状態でした。そこで手話でお話ができるゴリラ(生まれはコンゴです)の里帰りのための一団に、旅費を出すという約束で同行させてもらうことにします。そこで知り合った霊長類学者のピーター、そもそもゴリラの里帰りの提唱者のヘルケマー・ホモルカたちと一緒に調査団が全滅した地点を目指します。
そしてそこで古代の町の廃墟を発見しました。壁画にはゴリラに似た生き物が沢山描かれていて、同じ古代文字の文章が繰り返し繰り返し刻まれていました。ホモルカが翻訳したところ、それは「お前たちを見ている」という言葉だったのです。そして同行者が次々に殺されていきます。その正体は白い色の凶暴なゴリラたちでした。そしてそのゴリラたちは群れで、そして計画的に攻撃をしかけてきます。かなり高い知能のゴリラなのでした。

といったお話です。古代のこの地の支配者たちが、ゴリラを変異させた凶暴なゴリラを作り出して番人にしていた、そしてそれが現在まで生き残っていたという設定は、古代の冒険物語にクライトンお得意の遺伝子操作だとかが入っていて面白い設定になっています。そしてそのゴリラに立ち向かうのに、最新鋭の武器(レーザーで網を張ってそこに入ってきた動くものをマシンガンで撃つようなシステムとか)で応戦するといったサスペンスもあります。前半の目的地に着くまではちょっと中だるみしますが、後半はとっても面白いです。

マイケル・クライトンはこの他に『スフィア』『ライジング・サン』『ディスクロージャー』などの映画になった原作が沢山ある人ですが、その私生活は全く公表しない人でもありました。そのために自身の病気の事も全く知らされていなくて、突然の死の発表のような状態でした。2008年に66歳の若さで亡くなりました。

 

監督はFrank Marshall、出演はKaren RossにLaura Linney、Peter ElliottにDylan Walsh、Captain Munro KellyにErnie Hudson、Herkermer HomolkaにTim Curryです。

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