Zアイランド

映画 comments(0) - こぶたのゆう

 

2015年5月16日〜17日付 日本興行成績第14位 2287万円。

 

哀川翔の芸能生活30周年を記念して製作されたゾンビ映画『Zアイランド』です。

監督は品川ヒロシ、製作は吉本興業で、基本ホラー映画に吉本ならではのお笑い要素を混ぜた感じの作品となっています。2015年のアベルトワール・ホラー映画祭の最優秀長編映画観客賞を受賞しました。

 

宗形組の博也は信也たちと一緒に高級クラブから出てきたところを対立している竹下組の組員に襲われます。そこで報復として博也の弟分の武史は警察に捕まった組員たちを襲い、組員だけでなく警官にも発砲、刑務所に入る事になりました。大怪我を負った博也は自分の組の冷たさに嫌気がさし、信也と一緒に組を脱退、トラックを購入して依頼された荷物を運ぶ堅気の仕事をするようになりました。そうしながら武史が刑務所にいる間、娘の日向の面倒を見ていたのでした。ところが武史の出所の日、日向はお父さんに会いたくない思いから家出をします。武史と共に離婚した日向の母親の桜に問いただすと、日向は家族の思い出がある銭荷島に向かったとの事。桜も一緒にみんなでこの島に行く事になりました。一方竹下組の薬を持ち出して逃げた吉田は幾つかの種類の薬を混ぜて新しい薬を作ります。それを銭荷島の住人に売りつけました。ここは吉田の愛人の出身の島でした。吉田は自分でもその薬を注射で打ちます。ところが具合が突然悪くなってしまいます。島の医者を呼んできますが吉田は死んでしまいました。ところが吉田は凶暴になって生き返ります。そして周りの人間を襲い始めました。

 

吉本興業製作の映画という事でどうかなあ、という心配の基に観ましたが、これがどうして凄く面白いゾンビ映画になっていました。ゾンビ映画の基本を踏まえつつ、風間俊介演じる医者がホラー映画マニアで、このゾンビは歩くゾンビか走るゾンビかどっちだ、とゾンビの動きを見て判断しようとするシーンだとか、吉本の芸人が演じるゆるいお笑いのシーン(真面目に演じていて面白さを出す種類の笑いです)だとか、警察への通報にゾンビだというといたずら電話と思われるから別の言い方をしろという所からみんな失敗するシーンだとか、真面目なゾンビ映画の中にそういうお笑い要素が上手く入っていると思います。吉本新喜劇のような、最後にはちょっとホロっとさせるお約束のシーンもあり、吉本の味を残しつつちゃんとしたゾンビ映画になっている所は評価できます。物語そのものも、定番といえばそうなんですが、面白さを一定レベル保っているので良かったと思います。終盤のあのシーンはゾンビの習性を上手く利用したもので、上手いなあと思いました。お笑い要素を上手く取り入れたからこそ、すごく面白くなり得た映画だと思います。

 

監督は品川ヒロシ、出演は出演は宗形博也に哀川翔、桜に鈴木砂羽、反町に木村祐一、吉田に宮川大輔、信也にRED RICEです。

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