サバイバル・ドライブ

映画 comments(0) - こぶたのゆう

 

2016年1月19日にビデオ・オン・デマンドでリリースされたアメリカのホラー『Curve』です。

2月2日にはホーム・メディア・フォーマットでリリースされました。ワールドプレミアは2015年8月31日のフライトフェスト映画祭です。日本でも劇場公開されずDVDスルーとなりました。主演のジュリアン・ハフはダンサーと歌手としても有名で、2008年リリースのデビューアルバム「Julianne Hough」はビルボード・アルバム・チャート3位、カントリー・チャート1位を記録しました。

 

結婚式のリハーサルのためにデンバーへ車で移動中のマロリーは妹からスマホで「本当にその人を愛している確信が持てるまではデンバー行きのチケットは買わないように」と言われました。自分自身は幸せのつもりでしたがそれが真実なのか確信が自分でも持てません。車で走行中、突如エンジンの調子が悪くなりそのまま停まってしまいました。電話は通じず、ボンネットを開けてなんとかしようにもできません。その時通りがかった男性が親切にも車を動くようにしてくれました。歩いて来たらしいその男クリスチャンをお礼に乗せてあげることにします。ところがクリスチャンは道中の話で少しずつ普通ではない様子を見せ始めます。2人が出会ったのは運命だとか、さらには卑猥な内容の事まで口に出します。マロリーは車から降りるように言いますが、反対にクリスチャンからナイフを突きつけられました。身の危険を感じたマロリーは、クリスチャンがシートベルトをしていないのに気付いて車をガードレールに衝突させます。しかし車はそのまま崖を落下。クリスチャンは車の外に放り出され、マロリーは上下逆さまになった車の中で脚を挟まれて脱出できなくなってしまっていました。

 

危険な相手から離れるために緊急手段に出たマロリーですが、反対に車の内部で脚を挟まれて脱出不能になります。クリスチャンは外に放り出されたものの大きな怪我もなく歩く事ができるようになります。クリスチャンはこの状況を楽しむようになり、助けを求めるとかマロリーに酷い事をするとかではなく、生殺しのようにこのマロリーの絶体絶命の状態を傍観します。ここからマロリーのサバイバルが始まります。脚を挟まれているので動ける範囲は限られています。ですので水、食料、火など車の中にあって今手元にあるもののみとなってしまいます。クリスチャンが意識を取り戻す前に彼の持っていたナイフをこっそり回収していたので、それが助かるためのともし火のようになっています。こうしてみるとシチュエーション・ホラーのようですが、実際にはそれほどでもなく、どうやって脱出するか、というところに物語の全てが集約されているのではなくて、クリスチャンによって屈辱とも言える状況になったマロリーがどうやってクリスチャンに仕返しするか、という展開になっています。中々いい展開でわたし好みだったと思います。後半から終盤にかけてが都合が良すぎるようにも感じますが、こういうのはアメリカのホラーではよくあるのでそれほど気にはなりません。普通に劇場公開してもいいレベルだと思います。

 

監督はIain Softley、出演はMallory RutledgeにJulianne Hough、Christian LaughtonにTeddy Sears、Ella RutledgeにPenelope Mitchell、Katie GoldmanにMadalyn Horcherです。

コメント一覧
コメントする

 

無料ブログ作成サービス JUGEM