2018年度 ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭 結果発表

映画祭 comments(0) - こぶたのゆう

 

2018年7月6日〜14日にかけてスイスのヌーシャテルで行われたヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭の結果が発表されました。この映画祭は2000年に設立されて今年で第18回を迎えます。2017年度はアメリカ映画の「Super Dark Times」が、2016年度はイラン映画の「Under the Shadow」がグランプリを取りました。これまでに日本映画が3回グランプリを受賞したこともある、日本映画と縁の深い映画祭とも言えます。

ヌーシャテルはスイスのヌーシャテル州の州都でフランスとの国境近く、ヌーシャテル湖の湖畔にあります。フランスのそばということもあり、公用語はフランス語、人や経済もフランスと関わりが深いです。フランスのTGVがこの駅にも止まるので、直通でパリまで行く事ができます。

 

2018年度の出品作品は次の通りです。主なものをご紹介します。

 

国際競争部門

An Evening with Beverly Luff Linn / Climax / Cutterhead / Diamantino / Hereditary / Kasane - Beauty and Fate / Luz / Mandy / Muere, Monstruo, Muere / Piercing / Pig / The Dark / Tigers Are Not Afraid / Time Share / Under the Silver Lake / When the Trees Fall

ニュー・シネマ・フロム・アジア部門

Bad Genius / Bhavesh Joshi Superhero / Hanagatami / いぬやしき / Laplace's Witch / Operation Red Sea / Satan's Slaves

スイス短編映画競争部門

Coyote / Crépuscule / Das Mädchen im Schnee / Intervention in Einer Bank / Living Like Heta / Ooze / Prochain Tour / Soy tu papá

国際短編映画競争部門

An Island / Chose Mentale / End of the Line / La Nuit des sacs plastiques / Milk / Pizzamonster

ウルトラ・ムービー部門

A Young Man with High Potential / Aterrados / Blood Fest / Gonjiam: Haunted Asylum / Liverleaf / One Cut of the Dead / Premika / The Field Guide to Evil / The Green Fog / What Keeps You Alive

 

そして各賞の勝者は次のようになりました。長編のみご紹介します。

 

最優秀作品賞    Climax

シルバーメリエス  Climax

国際批評家賞    Piercing

最優秀プロダクションデザイン Alan Lampert "Piercing"

ユース賞      Under the Silver Lake

最優秀アジア映画賞 Bad Genius

観客賞       Kasane

 

最優秀作品賞とシルバーメリエスに選ばれた『Climax』は、90年代中頃、20人のダンサーは最後のダンスを共有するために森の中にある閉鎖された寄宿学校での3日間のリハーサルのために合流します。雰囲気はみなぎり、奇妙な狂気が彼らを捕まえます。明らかに薬の影響のように見えますが、誰が何のためにかは誰も知りません。彼らのノイローゼと精神異常に抵抗する事は不可能になり、催眠と増加する音楽の電気的なリズムによって無感覚になっていきます。幾人かは天国にいるような気分ですが、ほとんどの者は地獄の中に突入します、というフランスのミュージカル・ホラー。

国際批評家賞と最優秀プロダクションデザインに選ばれた『Piercing』は、男は妻にキスし、赤ちゃんにさようならをして仕事に向かうように見えます。ホテルに入って計画をチェックしますが、それはエスコートサービスを呼び出して疑う事なく殺す仕事です、というアメリカのホラー・コメディ。

ユース賞に選ばれた『Under the Silver Lake』は、愛想はいいですが目的を持たない男サムは探偵になります。彼は恋に落ちた美しい隣人の謎の紛失物の調査をするにつれて自分ではどうする事も出来ない難しい状況に追い込まれます。彼は手がかりを求めてロサンゼルスを徹底的に探しますが、予想したものよりも遥に不吉な陰謀に巻き込まれてしまいます、というアメリカのネオ・ブラック・コメディ。

最優秀アジア映画賞に選ばれた『Bad Genius』は、リンはテストの不正によってお金を作り出す天才高校生です。彼女は新しい仕事を引き受けます。そのためリンはオーストラリアのシドニーに足を踏み入れます。数百万バーツという大金の仕事を完了するために、リンと彼女のクラスメイトたちは国際STICの試験を終えなければなりません。そして彼女の故郷、タイで同じ試験が再び行われる前に戻り、彼女の友人たちに答えを届けなければなりません、というタイのお話。

観客賞に選ばれた『Kasane』は、幼い頃から自分の姿に劣等感を持っている累は女優であったお母さんの遺した1本の口紅を持っています。この口紅はキスした相手の顔を奪い取る力を持っていました、という漫画が原作の日本映画。

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