ゴーストランド

映画 comments(0) - こぶたのゆう

 

2018年3月14日〜18日付 フランス興行成績第7位 63万ユーロ。

 

2008年の「Martyrs」が有名な監督パスカル・ロシェによるフランスとカナダの合作ホラー『Ghostland』です。割合から言えばカナダが70%、フランスが60%なので、カナダ主流で製作されたようです。2018年のジェラルメ国際ファンタスティック映画祭に出品されてグランプリ、観客賞、SyFy賞を受賞しました。

 

叔母が亡くなった後、ポーリーンと2人の娘は彼女の家を受け継ぐために引っ越してきます。ラブクラフトが大好きなベスに、自由奔放なベラ。3人の車がそこへ向かう道中で、1台のバス風の車が対向車側の車線に並んできました。運転手が手を振っています。3人も手を振り替えしました。バスはそのまま追い抜いて去っていきました。叔母の家はとても変わった様子でした。沢山の人形が飾ってあり、その他にも昆虫の標本だとか、気味が悪い感じがします。ベラはこの引越しを受け入れられず拗ねています。3人が荷物を運んだりしている時、家の前にあのバスが静かにやってきました。そしてポーリーンの背後から、突然大男が襲いかかってきたのでした。ポーリーンは突き飛ばされ、2人の娘は捕まって地下室に連れ込まれます。ベスは1階に逃げ出そうとしますが、そこには大男の仲間の女性がいて彼女に襲い掛かろうとしました。そこにポーリーンがやって来て、娘たちを助けるためにその女性を殺しました。それから16年後、ベラはホラー小説家として成功していました。しかしあの事件は彼女の心に大きな傷跡を残していました。

 

冒頭に起こる、謎の2人組みに襲われた3人の家族。それから16年後、主人公は小説家として成功しましたが、夜恐ろしい夢に恐怖する日々を送っています。そこに姉妹のベラから「助けて」という電話がかかり、16年前の家(現在もお母さんとベラはそこに住んでいます)に向かう事になる、という展開になっていきます。事件以来ベラは精神的に不安定になって地下室に軟禁状態になっています。さらに不可解な現象が起こり始めます。人形がひとりでに動いたり、地下から叫び声が聞こえてきたり。何か得たいの知れないものがこの家にいるような感じです。とにかくわたしの予想を完全に裏切る展開でビックリ。「マーターズ」よりも映画的になっているようには思いましたが、決して怖いシーンが薄れたという事ではありません。異常な内容とか、精神的にもずっしりくるような展開ですが、その中で姉妹愛や家族愛を感じられるお話にもなっています。かなりわたし的に傑作だと思いました。このポスターが映画の内容をすごく現していた事に後でビックリです。

 

監督はPascal Laugier、出演はElizabeth "Beth" KellerにCrystal Reed、Verra KellerにAnastasia Phillips、Pauline KellerにMylène Farmerです。

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