ひるなかの流星

映画 comments(0) - こぶたのゆう

 

2017年3月25日〜26日付 日本興行成績第5位 1億7900万円。

 

「マーガレット」に2011年12月号〜2014年23号まで連載されたやまもり三香の漫画が原作の恋愛もの『ひるなかの流星』です。原作は全78話、13巻の単行本になっています。田舎から東京に上京してきた高校1年生の女の子が、担任の先生と同級生の男の子の2人の間で初恋に揺れるというお話。

 

与謝野すずめは高校1年生。両親が一緒に海外に転勤になり、東京の叔父さんのところに預けられる事になりました。初めての東京で迷ってしまい、公園でとりあえず作ってきたおにぎりを食べます。帰りたいなあと心細くなったとき、昼間なのに流れ星が見えました。すずめが昼間に流れ星を見るのは小学生以来2度目。そのまま倒れて気を失ってしまいます。目が覚めるとそこはおじさんの経営しているお店でした。そして助けてここまですずめを運んでくれたという、なんだかチャラい男。馴れ馴れしいその男は獅子尾五月という名で、おじさんの諭吉がいうには見た目よりも真面目な男との事でした。とにかく叔父さんとも会う事も出来、なんとか東京での生活がスタートする事になります。田舎者なので東京の高校生の中で浮くすずめ。しかもクラスの担任がなんと獅子尾でした。学校では与謝野と名字で呼びますが、2人きりではすずめの事を「ちゅんちゅん」(鳥のすずめから)と呼びます。一方、友達がいないのでなんとか友達が欲しいすずめは隣の席の男の子、馬村大輝に声をかけますがほとんど無視。ちょっとムカついたすずめは帰り際に大輝に声をかけます。ところが大輝は顔を真っ赤にしてしまいます。男だけの家で育った大輝は女性に対する免疫がなく、話したりすると顔が真っ赤になってしまうのでした。そこで、この秘密を守るのと引き換えに友達になる、という約束を取り付け、すずめの東京での初めての友達ができました。ところがこの無愛想だけどイケメンの大輝に片想いをしているクラスメイトの猫田ゆゆかが、すずめと大輝が話しているのを目撃し(大輝は女の子とほとんど口をきかないのに、です)、すずめに対して敵対心を持ちます。

 

女の子にはたまらないシチュエーション満載のお話です。東京に出てきた田舎者丸出しの女の子が、イケメンだけどクールで女の子に免疫の無いクラスメイトと友達になって、さらに同じくイケメンの担任教師に恋をします。担任の獅子尾は超がつくほどの素敵な大人の男性で、かっこよくて優しくて思いやりがあって完璧な感じです。でも担任と生徒なので進展はしません。その内、馬村がすずめの事を好きになりますが、そのすずめは獅子尾に憧れています。その獅子尾はというと、本当はすずめが好きなんですが教師と生徒という関係から一歩を踏み出すことが出来ません。こんな主人公の女の子から見ると、これ以上ないほどの設定で、多くの女の子が夢見てるような展開です。他にも壁ドンとか女の子を巡って2人の男性が勝負をするとか、とにかくこれでもか、という風に少女漫画の展開が起こります。こんなベタな展開ですが、これが思いのほかわたしにとってはドンピシャリでした。基本はコメディ調ですが、それほどコメディ色は強くないですし、重い展開もありますが、それを長くは引きずらないですし、そういう物語の印象を強める要素が程よい程度になっているのが良かったです。わたしはハッピーエンドが大好きなので、期待していたラスト(漫画はあまり読まないのでストーリーを知りませんでした)になったのもプラスです。

 

監督は新城毅彦、出演は与謝野すずめに永野芽郁、獅子尾五月に三浦翔平、馬村大輝に白濱亜嵐、猫田ゆゆかに山本舞香、熊本諭吉に佐藤隆太です。

コメント一覧
コメントする

 

無料ブログ作成サービス JUGEM