ZOMBIO 死霊のしたたり

映画 comments(0) - こぶたのゆう



1985年10月18日に公開されたスチュアート・ゴードン監督作によるホラー映画。原作はラブクラフトの「死体蘇生者ハーバート・ウェスト」です。この小説は非常に短い短編なんですが、それを長編の映画に作り直しました。

スイスのチューリッヒ大学の医学研究所で、ハンス・グローバー教授が血だらけになって亡くなるという事件が起きます。殺害容疑者として同室のハーバート・ウェストが捕まりますが、彼が言うには「命を与えようとした」との事。
その後ウェストはニューイングランド州のミスカトニック大学にやってきます。そこで医学生のダン・ケインの家の部屋を借りることにします。ここの地下室をウェストの個人的なラボに作り変えたのでした。この大学では学部メンバーのカール・ヒル博士との間に衝突が起こってしまいます。ウェストが言うにはヒル博士はグローバー博士の脳死理論を盗んだのだということです。
ある日ダンはウェストの緑色に輝く薬によって死んだネコのルーファスを生き返らせた事を知ります。そしてウェストは死を克服する研究にダンをリクルートするのです。ダンには学長ホルジー博士の娘でメグという恋人がいました。フーファスはそのメグのネコだったのです。2人はこっそり大学のモルグに忍び込んで死体蘇生の実験を始めました。しかし死体を蘇生したものはみんな暴れ狂うのです。研究は壁に突き当たっていました。そんなとき様子を見に来ていたホルジー博士に暴れていた死体が襲いかかり、ホルジー博士は死んでしまいます。いままでの死体は鮮度がダメだったからなのかもしれないと考えたウェストは、新鮮な死体ホルジー博士に薬を注入するのです。

内容はハチャメチャなものの、そのパワーがすごいこの映画。死体蘇生がパーツ毎(首だけとか)でも出来たり、内臓が生き物のように動き回ったりと、とにかく見ていて唖然とするような終盤の展開がオススメです。死体を蘇えらせるというのはスティーブン・キングの「ペット・セマタリー」にもありますが、基本的に死んだ人を蘇えらせるって不気味な要素が多い(ホラーで見るとですが)です。全体的に暗い展開が多いように思いますが、この映画ではそれをコメディっぽくなるくらいのパワーで描いていて、映画の雰囲気も古い映画を思わせるような感じてとてもいいです。80年代の映画ですが、その味付けはもっと古い映画っぽいです。低予算の雰囲気がいい感じのこの映画は評価も結構高くて、1986年のアヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭では最優秀恐怖映画賞を受賞、ローマ国際ファンタスティック映画祭では最優秀作品賞、最優秀特殊効果賞を受賞、1985年のシッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭では最優秀作品賞を受賞しました。

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