サバーバン・ゴシック

映画 comments(0) - こぶたのゆう

 

2015年1月に一部の地域で限定公開とビデオ・オン・デマンドでリリースされたアメリカのコメディ・ホラー『Suburban Gothic』です。ワールド・プレミアは2014年7月19日のファンタジア映画祭。実家に帰ってきた若い男性がスーパーナチュラルと対決するというお話です。2014年のスクリームフェストでMatthew Gray Gublerが最優秀男優賞を受賞しました。

 

MBA(経営学修了の学位)を活用できる仕事が中々見つからないレイモンドは両親の住む実家に戻る事を余儀なくされます。お母さんのイブは息子が戻ってくることに有頂天になり彼の到着を待ちきれません。一方、お父さんのドナルドは失望し、この事で頻繁に彼を叱ります。さらに悪い事に、彼の高校時代の同級生のほとんどがこの町に留まっているようです。彼らは、以前のレイモンドが超常現象にはまっていたデブの敗者である事を忘れさせてくれません。レイモンドが入った地元のバーでかつてのクラスメイトだったベッカがバーテンダーをしているのを知ります。一方レイモンドの家の庭で建設作業をしている最中に小さな箱を地面から発掘した作業者は、その中に小さな子供らしい白骨死体を見つけます。彼らのうちのひとりがその白骨が身につけていたペンダントを取ってしまい、骨はそのまま埋め戻しました。それがレイモンド家で起こる怪異の原因となるのです。

 

この映画は超常現象が起こり、それに立ち向かう主人公、という設定ですが、ホラーというよりもほとんどコメディといっていいくらいコメディの要素が強い映画です。出てくる霊もあまり怖くありませんし、そういうシーンも低予算バリバリの安っぽいもので、下手すると自主映画レベルのホラーになりかねないような感じです。そういう部分よりも、主人公とその周りの人たち(特にバーテンダーのベッカ)とのやり取りに重点が置かれていて、それを楽しむ映画といえると思います。都合が良すぎる展開ですが、映画自体がリアリティを求めるものではないので、それはそれで楽しめますし、やり取りの部分はなかなか楽しかったです。見た目の安っぽさとは裏腹に、わたしはかなり楽しく観れた映画でした。

 

監督はRichard Bates Jr.、出演はRaymondにMatthew Gray Gubler、BeccaにKat Dennings、DonaldにRay Wise、EveにBarbara Nivenです。

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