ダンケルク

映画 comments(0) - こぶたのゆう

 

2017年7月21日〜23日付 全米興行成績第1位 5051万ドル。

 

ここから2週連続のNo.1、トータル1億9000万ドルまでいったクリストファー・ノーラン監督による戦争もの『Dunkirk』です。第2次世界大戦のダンケルク大撤退をメインに描かれています。元々の企画が飛行機・浜辺・海軍の撤退という3つの視点から描かれる事を念頭に置いていて、そのディテールで物語が描かれるという構成になっています。ダンケルクでの撮影は、実際の撤退作戦と同じ場所で撮影されました。映像、演出、音響効果などが多くの批評家から絶賛されています。ノーラン監督作品としては、バットマン・シリーズを除いて2番目の興行収入を記録しました。

 

第二次世界大戦中の1940年5月後半。イギリス、ベルギー、カナダ、フランスの連合軍はフランスのダンケルク海岸でドイツ軍に包囲されていました。そのため連合軍大規模撤退作戦(イギリスではダイナモ作戦と呼ばれています)によって多くの兵を脱出させようとしています。浜辺では多くの兵が列を作って船に乗る順番待ちをしています。イギリス軍兵士のトミーはダンケルクの町でドイツ軍の攻撃を受け、彼以外は銃弾に倒れてしまいます。1人でなんとか浜辺まで逃げてきますが、長い列の順番でいつ船に乗れるか分りません。彼は浜で兵士を埋葬していた無口な兵士と行動を共にする事にします。負傷兵を見つけ出し(負傷兵は優先で船に乗せてもらえます)、その兵を担架に乗せてどさくさに紛れて一緒に船に乗り込もうとしたのでした。しかし降りるように言われそれは失敗してしまいます。その乗ろうとしていた船が突然ドイツ軍の攻撃を受け、目の前で沈没してしまいます。

 

なんとか本国に帰ろうとするトミーと、撤退作戦阻止に動くドイツ空軍と交戦するためにダンケルクに向かうイギリス空軍のパイロット、長男を既にこの戦争で亡くしている民間船の人という大きくこの3つの視点で物語が語られていきます。劇的なシーンや説明的なシーンは無く、どちらかというと淡々とした印象で進んでいきます。戦争映画特有の悲惨なシーンや残酷な場面もあまりありません。一部でそういう部分が描かれていないという指摘がありますが、確かに戦争の怖さ、早くここから逃げ出したいという切実さがあまり伝わってこなかったように思います。戦争映画はあまり好きではない事もあり、基本的に評価は低くなってしまうんですが、この映画もそれほどわたしの心に訴えかけてくるものは無かったようです。演出としては面白いとは思いますが、「インターステラー」のような心に響くものはなかったかなあ。この辺は観る人の主観がかなり大きく響いてくるので、多くの人が同じような印象になるとは限りません。実際アメリカでは好意的な意見の方が多かったですから。

 

監督はChristopher Nolan、出演はTommyにFionn Whitehead、PeterにTom Glynn-Carney、CollinsにJack Lowden、AlexにHarry Styles、Commander BoltonにKenneth Branaghです。

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