パラノーマル・インシディアス

映画 comments(0) - こぶたのゆう

 

2013年11月にDVDでリリースされたアメリカのホラー『The Bell Witch Haunting』です。日本版タイトルの「パラノーマル・インシディアス」は明らかにあれとあれのタイトルを合体させたものですが、確かに両方のエッセンス(その他ブレア・ウィッチも)が入っているように感じました。この映画の元になっているベル・ウィッチ・ケイブの伝説というのは本当にあって、テネシー州のロバートソン郡に呪われた心霊スポットとしてジョン・ベル・ファームが存在します。それで実際に周辺にいくつかの洞窟があるようです。この映画の前にもベル・ウィッチを題材とした映画は存在していて、2004年の「Bell witch Haunting」、2005年の「An American Haunting」、2007年の「Bell Witch: The Movie」があります。今作はPOVで撮影されています。

 

テネシー州に引っ越してきたソーヤー家。息子のブランドンの誕生日パーティと引越しのパーティを兼ねて近所の人たちを呼びます。ブランドンは両親からビデオカメラをプレゼントされました。彼はこのカメラで色々な映像を撮っていきます。親しくなった友達からこの場所はジョン・ベルという大地主の土地の一部で、ここでは1818年に恐ろしい事件があった場所でした。引越してきた日からおかしな事が起こり始めます。ドアがひとりでに閉まったり、映像にノイズが入ったり、姉のデイナが悪夢を毎晩見るようになります。さらに誕生日パーティの時に様子があるカップルの女性の様子がおかしくなり、その夜遅くにカップル2人の惨殺体が森で発見されるという事件が起きます。次第に一家の周りで亡くなる人が増え始め、恐ろしい現象は家族にも直接降りかかってくるようになります。

 

基本的にはパラノーマル・アクティビティの亜流みたいな感じで、それにインシディアス(というかエクソシストというか)やブレア・ウィッチの要素を詰め込んだような物語です。ヒット作の要素を寄せ集めたような印象ですが、思ったよりも物語の流れはいいように思いました。演出はどこかで見たようなのが多いですし、流れもそうですが、それなりに怖がらせ方は頑張っていると思います。プールサイドでのお父さんの様子が変なところはちょっとどうかなとは思いますが、姉のデイナやお父さん・お母さんの演技は結構真に迫っているように感じました。映画の出来はC級・D級といったものですが、その割には頑張ってるという好印象がもてます。モデルにした作品群に比べてバンバンたくさんの人が死んでいくのは、リアリティとしては薄いですが、ホラーを楽しむという点においてはそれはそれで楽しめました。期待して観るというのではないですが、思ったよりも良かった、という映画でした。

 

監督はGlenn Miller、出演はブランドンにDrew Hellenthal、デイナにCat Alter、マイケルにTed Jonas、ジャネットにJulia Cearleyです。

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