2018年度 ホラント映画祭 結果発表

映画祭 comments(0) - こぶたのゆう

 

2018年5月3日〜9日にかけてギリシャのアテネで行われたホラント映画祭の結果が発表されました。この後5月10日〜16日にかけてテッサロキでも行われます。その他コリントス、ロドス、アレクサンドルなど幾つかの都市でも準備が行われています。映画祭で上映される映画は正規の上映前のものが主で、ヨーロッパ又は世界プレミアのものもあります。この映画祭はギリシャで初めてのホラー映画祭です。2014年に第1回が開催され、今年で第5回となります。

アテネはギリシャの首都でこの国最大の都市です。世界で最も古い都市のひとつでその歴史は3400年もあるそうです。町そのものが世界遺産みたいなところです。


2018年度の出品作品は次の通りです。長編のみご紹介します。

 

Skin Creepers / Aterrados / Cold Ground / Compulicion / Double Plus Ungood / Framed / The Houses October Built 2 / Living Among Us / Luciferina / Mexico Barbaro II / Mirada de Cristal / Mon Mon Mon Monsters / Necronomicon / Our Evil / Snowflake / Stop Over in Hell / The Envelope / The Inhabitant / The Laplace's Demon / The Ranger / The Wanderers / The Evil Within / Trauma / Tuftland / What the Waters Left Behind

 

そして各賞の勝者は次のようになりました。長編のみご紹介します。

 

最優秀作品賞   Mon Mon Mon Monsters

最優秀監督賞   Necronomicon

最優秀脚本賞   Snowflake

最優秀男優賞   Lior Ashkenazi "The Wanderers"

最優秀女優賞   Sofia Del Tuffo "Luciferina"

最優秀撮影賞   Trauma

最優秀特殊効果賞 What the Waters Left Behind

最優秀音楽賞   The Inhabitant

最優秀新人監督賞 Tuftland

特別賞      Stop over in Hell

 

最優秀作品賞に選ばれた『Mon Mon Mon Monsters』は、いつも同級生にいじめられているリン・シューウェイは問題を起こしてイジメっ子3人と一緒に奉仕活動をしなくてはならなくなります。認知症の独居老人のアパートがその場所ですが、とある老人の家に大切にしているスーツケースがあるのを知ります。夜中ににそれを盗み出しますが、それと一緒に得たいの知れないモンスターも捕まえる事になってしまいます。彼らはその小さなモンスターを捕まえて色々と調べてみますが、それは人間の血を飲んで生きる事が分ります。さらに怪物の血を人間に飲ませると、その人は同じ怪物に変身し、光を浴びると死ぬことも分かりました。彼らはイジメを見てみぬふりをしていた女性教師にこの血を飲ませます、という台湾のお話。

最優秀監督賞に選ばれた『Necronomicon』は、ブエノス・アイレスにあるアルゼンチン国立図書館に隠されていたネクロノミコンを止める方法の書かれた書物。ダイエットしていた人の謎の死、本の永遠のプロテクター、ルイスを邪悪な勢力との対立に引き込む司書を描くアルゼンチンとブラジルの合作。

最優秀脚本賞に選ばれた『Snowflake』は、トルコ難民の犯罪者ジャビドとタンはゆっくりと社会が無秩序化していっている近未来のベルリンにいます。この2人、さらには彼らが守らなければならないエンジェル、彼らをストーカーしている奇妙な伝記のスーパーヒーローを殺す為に複数のチームの殺し屋がいました。しかし本当の屈辱は、彼らが生きているこの現実が、実は「Schneeflöckchen」というタイトルの脚本の中である事を知った時にやってきます。それはArend Remmersによって書かれたもので、彼はハリウッドの脚本家になる事を夢見ている歯医者です。そしてそれはあまりにも悪い脚本でした、というドイツのお話。

最優秀男優賞に選ばれた『The Wanderers』は、冷酷なバンパイア・ハンターのLouis Moudonと彼のジャーナリストである仲間は、不可解な出来事が続く謎の調査のためにトランシルバニアの孤立した村にやってきています。若いルーマニア人のSoranaによるガイドなどにより、彼らはこの村の人たちが言葉に言い表す事の出来ない邪悪なものによって苦しめられている事を知ります、というルーマニアのお話。

最優秀女優賞に選ばれた『Luciferina』は、19歳のナタリアは死んだお父さんに別れをいうために仕方なく地元に帰ってきた新参者です。しかし妹や友達に会ったときから彼女の周りで、黒い集団との遭遇、奇妙な妊娠、血みどろの死が起こり、修道女の彼女は悪魔との性と暴力の衝突を迎えます、というアルゼンチンのお話。

最優秀撮影賞に選ばれた『Trauma』は、チリの農村地帯を訪れた4人の友人たちは、とある男とその息子に残酷に襲われます。町での助けが見つからなかったのち、彼らは警官のペアの助けを借りて彼らと戦う事を決めます。しかしこの方法で、彼らは彼らを襲う者たちの血にはチリの暗い歴史の遺産が入っていることを知る事になります。そして最も残忍な敵と直面するのです、というチリのお話。

最優秀特殊効果賞に選ばれた『What the Waters Left Behind』は、アルゼンチンのブエノスアイレス州にある廃墟の村ヴィラ・エペクエンについてのドキュメンタリー映画のために遺跡へのたびをしようとしていた若者グループ。彼らは警告を無視して廃墟のツアーを行いますが、見捨てられた村で足止めをくらいます。そして彼らはこの場所には彼ら以外に誰かいるようだと感じ始めます、というアルゼンチンのお話。

最優秀音楽賞に選ばれた『The Inhabitant』は、ある夜3人の神経質な姉妹は、彼が賄賂で受け取ったお金を盗む為に非常に重要な上院議員の家に侵入します。それをしながら彼女たちは地下から奇妙な叫び声がするのを聞き、下に調査に行く事にします。そこにはベッドに縛られ、残酷に拷問された跡がありました。さらに3人の姉妹は体が麻痺した上院議員の娘をそこに発見したのです。娘は解放するように懇願します。そして少女たちは彼女を助ける事にしました。しかし彼女たちは知る由もなかったのですが、少女には拷問の跡は見当たりませんでした、というメキシコのお話。

最優秀新人監督賞に選ばれた『Tuftland』は、頑固な繊維工場のスチューデントのイリアは働いても働いても一向にお金が貯まらない現状に気付いています。彼女の問題を克服するために、人里離なれた自給自足の村Kyrsyaでの予想外の夏の仕事のオファーを引き受けることにしました。果てしないフィンランドの森の中で彼女が気持ちを入れ替え始めるにつれ、無害で風変わりな田舎者たちは本性をあらわし始めます、というフィンランドのお話。

特別賞に選ばれた『Stop over in Hell』は、クリスとアーネストは通行エリアで乗り合い馬車を経営して日々静かに暮していました。しかし自分のルールだけに従う人々から大佐と呼ばれる見知らぬ男が現れたとき、彼らの静かな生活が揺り動かされる事になります、というスペインのお話。

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