ロンドンゾンビ紀行

映画 comments(0) - こぶたのゆう

 

2012年8月31日〜9月2日付 イギリス興行成績第28位 1万1000ポンド。

 

ロンドンのイースト・エンドを舞台に老人ホームの老人たちと、そこで暮しているおじいちゃんのために銀行強盗をした若者たちがゾンビと戦うイギリスのホラー・コメディ『Cockneys vs Zombies』です。イギリスでは10館の限定公開でした。公開に先立ちロンドン・フライトフェストで上映されています。2013年にメディアで発売された時には、舞台裏の紹介やトレイラーなど20分の特典映像がつけられました。サン・セバスチャン・ホラー&ファンタジー映画祭とトロント・アフター・ダーク映画祭で観客賞を受賞しています。

 

イースト・エンド・オブ・ロンドンでハートマン建設が開発を続けている工事現場で作業員が地中から17世紀のカタコンベと思われる遺跡を発見します。作業者2人が中に入り、そこにいたミイラのような人物に襲われてしまいました。その頃テリーと弟のアンディは銀行強盗の計画をしていました。おじいちゃんのレイが暮している老人ホームを存続させるためにお金が必要だったのです。2人はいとこのケイティ、その他絶望的なデイビィ、メンタルのミッキーをリクルートします。ミッキーは戦争に行ったことがあり、そこでの怪我によって頭に金属のプレートが入っていました。彼は武器の調達をしてきます。強盗によって250万ドルを手にしますが、警察に通報されてしまいます。周囲に警官隊がやって来て、ミッキーは好戦的に発砲しました。この危機的状況に彼らは銀行内にいた女性エマと銀行員のクライブを人質に銀行から飛び出します。しかし外では彼らどころではなく、逃げ惑う人々、死んでいる警官という状況でした。ゾンビが人を襲っているという事態をいち早く見抜いた彼らは、乗り付けたバンで逃走、町中は緊急事態の様相となっていたのです。おじいちゃんを心配した2人は老人ホームに向かう事にしますが、その老人ホームでもゾンビの群れが迫っていて、ロイを含む老人たちは家の中に立てこもっていました。

 

かなりコメディよりのホラー。全体的に絶望感とか悲壮感といったものはなく、登場人物は危機感を持ってサバイバルしてますが、どこか間の抜けている感じで中々面白かったです。ミッキーがゾンビ化して頭を撃てば死ぬという事で銃で撃ちますが、頭に金属プレートが入っていて跳ね返してしまうとか、町がゾンビであふれている状態を見て即座にゾンビだと判断するところ(おそらく物語をスピーディにするために意図的に細かな設定は省いた感じです)だとか、歩行器を使わないと歩けない老人と歩くのが遅いゾンビとの追いかけっことか、ニヤリとするシーンが満載です。無双状態の大暴れなんかも、実際にはあり得ないですけどそれを敢えて大々的にする所なんかもかえってよかったです。物語の展開はありふれているので特に注目する部分はないですが、それでも結構楽しめる映画です。

 

監督はMatthias Hoene、出演はTerryにRasmus Hardiker、AndyにHarry Treadaway、KatyにMichelle Ryan、RayにAlan Ford、EmmaにGeorgia Kingです。

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