ミッドナイト・スペシャル

映画 comments(0) - こぶたのゆう

 

2016年3月18日〜20日付 全米興行成績第30位 19万ドル。

 

5館の限定公開から始まって初登場30位、それから3週目に58館に拡大されて15位、最終的には最大521館で公開されて14位まで上がったアメリカのSF『Midnight Special』です。監督ジェフ・ニコルズの4作目の長編映画であり、監督自身のスタジオ・プロダクションの第1作目です。第66回のベルリン国際映画祭のコンペティション部門に選ばれています。

 

テキサスのモーテルでロイ・トムリンと友人のルーカスはゴーグルをした少年を連れて車で移動しています。テレビではアルトン・マイヤーという8歳の少年がロイ・トムリンという男に誘拐されたというニュースを報道していました。彼らがニュースで伝えられている当人ですが、その関係はテレビで言っているような誘拐ではなく、少年は自分の意志で2人の男に従っているようでした。大人2人も少年を丁重に扱っています。しかもロイ・トムリンは少年の父親でした。何かから逃げているようでした。一方「牧場」と呼ばれる宗教団体が、その説教の最中にFBIに摘発されます。教団は武器を大量に購入していて、FBIはずっと前から目をつけていたのでした。実はこの教団の指導者の養子がアルトンで、指導者はアルトンが口走る謎の言葉を神の神託として信者たちに告げていたのです。しかしその内容は、解読不可能なはずの国家機密だったのです。FBIとNSA(アメリカ国家安全保障局)、さらには「牧場」の信者たちはアルトン奪回のため、逃亡を続ける3人を追います。

 

この映画はかなり一筋縄ではいかないです。少年はどうも不思議な能力を持っていて、人に何らかのビジョンを見せるようです。さらにアメリカの軍事衛星を落下させる力まで持っています。しかし少年は次第に弱ってきていて、お父さんは少年をある場所に連れていかないといけないような感じです。このように先が読めない展開を、基本的に3人(途中からロイの妻サラも同行)を中心に描かれていきます。ジャンルはSFですが、宇宙人!という簡単な展開ではない部分はすごく面白かったです。この真相の部分は先の読めない感じですが、登場人物たちの行く末はそれなりに予想できるので、やっぱりなあ、という見終わった印象となりました。SFとはいってもスリラー的な要素が多分にあるので、わたしも結構楽しめました。

 

監督はJeff Nichols、出演はRoy TomlinにMichael Shannon、LucasにJoel Edgerton、Sarah TomlinにKirsten Dunst、Alton MeyerにJaeden Lieberher、Paul SevierにAdam Driverです。

コメント一覧
コメントする

 

無料ブログ作成サービス JUGEM