タイタンの逆襲

映画 comments(0) - こぶたのゆう

 

2012年3月30日〜4月1日付 全米興行成績第2位 3345万ドル。
2010年にリメイクされた「タイタンの戦い」の続編『Wrath of the Titans』です。前作は1981年に製作された同名映画のリメイクでした。今回の監督はルイ・レテリエからジョナサンリーベスマンに変更されていますが、サム・ワーシントン、リーアム・ニーソンの出演は変わりません。

ゼウスの息子で半分神、半分人間のペルセウスは、亡くなった奥さんとの息子ヘレイオスと平和に猟師をして暮らしていました。そんな時ゼウスがペルセウスのもとを訪れます。冥府の迷宮タルタロスが開いて、怪物たちがこっちの世界に来て世界が危険になるので一緒に戦って欲しいとの事でした。しかしもう神の戦いにはうんざりしていたペルセウスはそれを断ります。すると予想通りキメラが現われ村が襲われてしまいます。なんとかキメラを倒したのですが、このままでは息子も危ないと感じたペルセウスはゼウスに協力することにしました。しかしそのゼウスは、冥界の王ハデス、戦いの神アレス(ハデスはゼウスの兄、アレスは息子です)に裏切られ、囚われの身となってしまっていたのでした。そしてゼウスの力を使って、ゼウスたちのお父さん、冷酷で残忍なクロノスを復活させようとしたのです。それを知ったペルセウスは、女王アンドロメダ、ポセンドンの息子で同じく半分神で半分人間のアゲノール、そしてヘパイトスの協力を得て、ゼウスを助けにいくのですが、そこにアレスが立ちふさがっていたのです。

といったお話です。ギリシャ神話の神々をモチーフにはしていますが、ストーリーは完全にオリジナル。登場人物の関係を見てもあまりギリシャ神話の知識は必要ないです。というよりもかなり変更されていて、違和感を覚えてしまう方ですね。ペルセウスは完全な神ではないので、神であるアレスとの戦いでも圧倒的に不利ですが、それでもなんとか勝ってしまうところなんか、ちょっと神様なのにぃ、という感じでふがいなく思ってしまいます。それでもアクションは派手なので、そういう細かいところは気にせずに見ないといけないのでしょう。でもラストのペルセウスがアンドロメダにキスをするのは一体どういう心理からなのでしょうか? 新しい恋と見るんでしょうか。その辺の描き方が不十分なのが気になってしまいました。

そういえば女王としてたくましく戦いに参加していたアンドロメダですが、本来はエチオピア王ケペウスと王妃カシオペイア(カシオペア座の人です)との間に生まれた王女です。お母さんが娘の美しさは神以上だと言ったために怒った神様によって怪物のいけにえにさせられたのです。そこを通りかかったペルセウスが、メドゥサの首を使って怪物(鯨の化け物)を退治したことにより、ペルセウスの奥さんになる人です。
映画で奥さんだったイオは、おうし座の元になったお話の登場人物として有名な人です。ヘラの神職にあった人ですが、ゼウスが好きになってしまい、恋人にしてしまいます。ところが奥さんのヘラに見つかりそうになり、イオをメス牛の姿に変えて隠してしまうのです。ヘラはそのメス牛を手に入れて監視するのですが、何とか助け出そうと頑張るお話が続いていきます。

とにかくギリシャ神話というのはこんな、人間的な神様の物語なんですね。

 

監督はJonathan Liebesman、出演はPerseusにSam Worthington、ZeusにLiam Neeson、HadesにRalph Fiennes、AndromedaにRosamund Pikeです。

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