ギフト

映画 comments(0) - こぶたのゆう

 

2000年12月22〜24日付 全米興行成績第52位 1万ドル 3館での限定公開です。
2001年1月19〜21日付では805館に拡大されて13位 346万ドルになりました。
限定と小規模での公開がもったいないほどのサム・ライムの傑作スリラー『The Gift』です。

夫を事故で亡くしたアニーは、占いをして生計を立て3人の子供を育てていました。お客さんの中には夫の暴力に悩んでいるバレリーや、心の病気になって町のみんなから仲間はずれにされていたバディとかがいます。アニーはときどき人のこれから起こる事や、前に起こったことなどを透視する力を持っていましたが、それはしょっちゅう起こるわけではありませんでした。ある日アニーの息子の教師と婚約したというジェシカに会いますが、その際ジェシカの死んだ姿を透視してしまいます。何かの間違いだろうとうやむやにしますが、その後ジェシカが行方不明になってしまいます。ジェシカのお父さんは町の実力者でした。それにジェシカが行方不明になってすっかり気落ちしてしまっている教師のウェインに同情して、アニーはジェシカのことを透視することにしました。そして水の中にいて鎖につながれているジェシカの姿を見たのです。この町で大きな池といったらバレリーの夫の所有地にあります。夫には内緒でバレリーに許可をもらい、警察が池をさらいました。そしてジェシカの死体を発見したのです。犯人と思われる夫のドニーは捕まりますが、アニーはその力で犯人は他にいると知り・・・

といったお話です。かなりホラーの要素が強い映画ですが、人間ドラマとしてもよく出来ています。女手ひとつで3人の子供を抱える女性の悩み、力をもっているからといって町の人たちから気味悪がられる孤独感、そしてお父さんが亡くなってから全くお父さんの話をしなくなったお母さんに対する憤りを感じている長男、そして夫を失った辛さと寂しさを子供に必死に見せないようにしているアニー、というようにドラマにも十分焦点が当てられています。監督は『死霊のはらわた』のときはこんなにメジャーな監督になるとは思いもよらなかったサム・ライミ(のちに『スパイダーマン』で大ヒットします)。アニーにはケイト・ブランシェット、意外にも暴力亭主の役はキアヌ・リーヴスです。アニーの持っているこの能力がなぜ「ギフト」なのか、ラストを見てそれがわかり、そして心にじーんとくる映画です。

 

監督はSam Raimi、出演はAnnabelle "Annie" WilsonにCate Blanchett、Buddy ColeにGiovanni Ribisi、Donnie BarksdaleにKeanu Reeves、Jessica KingにKatie Holmes、Wayne CollinsにGreg Kinnearです。

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