28日後...

映画 comments(0) - こぶたのゆう

 

2003年6月27〜29日付 全米興行成績第4位 1006万ドル。
本国イギリスでは、2002年11月1〜3日付 全英興行成績第1位 150万ポンド。この週から2週連続でNo.1になりました。ゾンビの今までの常識を変えてしまうような衝撃的な映画です。第30回(2003年度)サターン賞の最優秀ホラー映画賞を受賞しました。監督はダニー・ボイル。

動物愛護のグループが動物実験をしている研究所に忍び込んで動物を助けようとします。侵入者に気付いた職員は、動物を外に出さないようにお願いしますが、グループは聞きません。そして外に出たチンパンジーは、突然そのグループの人間に襲いかかりました。なんとそのチンパンジーたちは、恐ろしい感染症にかかっていたのです。そしてその感染力はものすごく、しかも短時間で拡大するというものでした。

バイク便の仕事をしていたジムは事故にあって入院していた病院のベッドの上で目が覚めます。誰か呼んでみてもだれもいません。外に出てみると街はあちこちで事故が起きていて、大惨事でした。でも生きている人はだれもいません。あちこちを歩き回ってとある教会へやってきました。そしてそこで様子のおかしい神父さんがいました。神父さんは突然ジムに襲い掛かってきたのです。教会の広い部屋の中いっぱいに置かれていた死体の山の中から、同じように自分に向かって襲い掛かる人が数人います。ジムは必死に逃げます。その時ジムを助けてくれた2人がいたのです。それはセリーナとマークといって、2人とも何とか今まで逃げおおせていた人たちでした。そしてジムの希望もあり、ジムの実家へと向かったのですが、そこも予想通り、両親のミイラと化した死体がありました。両親は化け物のような感染者になるよりは死を選んだのでした。その夜家の中のわずかな光を見つけた感染者たちは、突然家の中に入り込み3人を襲いました。そしてマークが噛まれてしまいます。セリーナは感染者と化すまえにマークを殺してしまいました。2人きりとなったジムとセリーナは当てもなく街を歩きますが、その時ビルの上の階にネオンを着けている部屋を見つけます。そこにはフランクとハンナという父娘が生き延びていました。フランクは、ラジオで軍隊が基地を作っていて、そこへ行けば安全が確保されるという放送があることを教えます。そしてこのままでは食べ物も水も残り少ないのでここを出るより他に方法がないことを知り、3人でその基地へと向かうのでした。

というお話です。感染者=ゾンビが全速力で走って追いかけてくる、というこれまでのゾンビの常識を壊してしまう新しい形を作りだした映画ですが、以外にもそういうシーンは少ないです。それよりも生き残っている人たちのドラマの方がメインです。愛する人、家族が死んでいき、望みのない世界のように思いますが、希望を捨てちゃいけない、というお話です。軍隊の人たちも、こういった状況からなのか、やけっぱちというか普通ではありません。感染者を射殺するのもゲーム感覚です。そして本当に恐ろしいのは感染者ではなく、極限の状況下でおかしくなっていった人たちでした。こういうのはジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』シリーズと共通のテーマです。ロメロはこの映画のゾンビには否定的でしたけど。

ジム役にキリアン・マーフィ、セリーナにナオミ・ハリス、フランクにブレンダン・グリーソン、ハンナにミーガン・バーンズ、ウェスト少佐にクリストファー・エクルストンが出ています。2007年には続編『28週後...』が公開されました。

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