X-MEN: ファイナル ディシジョン

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2006年5月26日〜28日付 全米興行成績第1位 1億275万ドル。

前作を上回るオープニング(これは2014年現在でシリーズ中最も高いオープニングです)、トータル興収は2億3436万ドル(これは2014年の「X-Men:Days of Future Past」に抜かれて2位です)を記録したX-Menシリーズ最大規模の大ヒットを記録した第3弾『X-Men:The Last Stand』です。一連のシリーズの最終作となります。サイクロップス役のジェームズ・マースデンを「スーパーマン リターンズ」に連れて行く形で前2作の監督ブライアン・シンガーが製作途中で降板してしまったため、サイクロップスの出番がものすごくなくなってしまいました。

20年前、エグゼビアとレーンシャーは連れ立ってある少女をスカウトに行きました。彼女の名はジーン・グレイ。底知れない力を秘めている彼女をその力に支配されないように、エグゼビアは自らの学園に迎え入れたのでした。
今から10年前、ある大企業の社長の息子が背中に羽が生え始めたのを知って愕然とします。彼は息子を普通の人間に戻したくてある計画をスタートさせます。そしてその計画は1人のミュータントの発見により飛躍的に進歩していきます。
サイクロップスはダムの決壊により洪水に巻き込まれたジーンの事が忘れられません。学園の仕事も手につかず、彼は再びジーンが死んだこの場所へとやって来ます。ところが目の前にジーンが現れました。サイクロップスはジーンのそばへ歩み寄りました。
ミュータントの治療薬「キュア」が完成したとテレビで報道されました。ある大発見により完成したそれは、ミュータントの遺伝子を不活性化させる能力を持っているのです。ミュータントはある遺伝子の活性化によって引き起こる病気だという意見に反発するミュータントたち。しかし自身の能力によっていじめや疎外を受けていた彼らの中には、明らかにキュアに魅力を感じているものもいました。そんな時、エグゼビアやウルヴァリンたちに何らかの衝撃が走ります。エグゼビアはその元があのダムの近くにあるとしてX-Menを向かわせました。ウルヴァリンとストームはそこで死んだはずのジーンを発見します。彼女を連れて帰りますが、そこでエグゼビアからある事実を聞きます。ジーンはクラス5の潜在能力を持っていて、あまりに強大な力の為にエグゼビアは彼女の力を閉じ込めていたのです。しかしその結果彼女の中にもうひとつの人格が作られてしまいました。もう1人の人格フェニックスは自由奔放で衝動的、そして強大なパワーを発揮するのです。エグゼビアはここにいるジーンは今はフェニックスになっているといいます。そしてフェニックスは目覚め、学園を突き破って出て行ってしまいます。エグゼビアはジーンの向かった先は自分の家だろうと考えそこへ向かいました。家にはマグニートーも来ています。20年前のように再びジーンを説得し始めるエグゼビアですが、彼女を抑える事が出来ず命を落としてしまいます。

シリーズ最終章という事でかなり劇的な展開が待っています。例えば原作の漫画では後にX-MENを2分する事態に陥らせ、プロフェッサーXを殺害してしまうサイクロップスがこのお話でフェニックスによって殺害されたり、プロフェッサーXもフェニックスによって殺されてしまいます。さらにミスティークはキュアによって普通の人間にされてしまったりと展開が大きいです。プロフェッサーXが亡くなってからはストームが学園を切り盛りしていく事を決意します。大きく転換するX-MENシリーズですが、内容の方はというとやっぱりミュータントは病気だとしてキュアを使って治療するという名目がやっぱり一人歩きして武器化していたり、それを予想してマグニートーが勢力を拡大したりと政治色の強い物語でした。小さなお子さんだとちょっと難しいかも。これらの思惑が、フェニックスを中心に描かれますが、予想通りフェニックスは思ったとおりに利用できなくて制御できなくなってしまいます。ただシリーズ最終章にしては物語の規模がこれまでと同じように感じました。今回はストームがこれまでよりも強く描かれていて、そこは頼もしかったですね。

監督はBrett Ratner、出演はLogan / WolverineにHugh Jackman、Charles Xavier / Professor XにPatrick Stewart、Erik Lehnsherr / MagnetoにIan McKellen、Jean Grey / PhoenixにFamke Janssen、Raven Darkholme / MystiqueにRebecca Romijnです。

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