X-MEN2

映画 comments(0) - こぶたのゆう



2003年5月2日〜4日付 全米興行成績第1位 8555万ドル。

アメコミ「X-メン」の映画化第2弾『X2:X-Men United』です。アメリカでは2週連続のNo.1、トータル興収は2億1494万ドルを達成しました。オープニング、トータルと第1作目を大きく上回る大ヒットをしています。ファンだけでなく批評家からも前作よりも優れていると評価されました。今回はX-MENとブラザーフッドの他に新たな敵が登場します。ただ他のヒーローものと違って新たな怪人のような敵ではありません。

テレポートするミュータントがホワイトハウス内で大統領を襲撃しますが、もう少しの所で阻止されます。これを受けてアメリカ政府は対ミュータント対策本部顧問のウィリアム・ストライカーを呼び作戦を開始します。ストライカーは「恵まれし子らの学園」は実はミュータントの専門学校である事を突き止め、さらにはその地下には戦闘機のようなものが隠されている事も調べます。これらの情報は現在監禁中のマグニートーに薬を使ってしゃべらせていたのでした。彼はさらにセレブロ(エグゼビアの能力を増幅させて世界中のミュータントや人間とつながる事ができる機械です)についても聞きだします。彼は新しいセレブロを作る計画を持っていたのです。
マグニートーがしゃべった事を悟ったエグゼビアは彼を訪ねますが、ストライカーによってエグゼビアと、一緒に行っていたサイクロップスは捕らえられてしまいます。一方同じ頃「恵まれし子らの学園」はストライカーの部隊によって襲撃を受け多くの生徒が捕らえられてしまいました。ジーンとストームはテレポートのミュータントであるナイトクローラーと合流、彼を連れて帰ります。その為学園にはウルヴァリンしかいませんでした。逃げ遅れたローグ、アイスマン、パイロと一緒にアイスマンの実家へひとまず逃げ、ジーンたちと合流します。ナイトクローラーはストライカーによって利用されていたので、彼の頭の中を読んだジーンは、ストライカーの秘密基地がアルカリ湖のダム近くにあると知りました。そこはウルヴァリンが手術を受けた基地でもあるのです。ストライカーはウルヴァリンの秘密を知っているのです。

今回はX-MENとマグニートー、ミスティークが協力するという展開となります。第3の敵が出現し、彼らは全てのミュータントを全滅させようとします。そのために両者は協力することになります。前作以上にミュータントは危険(危険になるようにミュータントを追い込んでいく人間の姿も描かれます)という状況が生まれてきて、人類とミュータントとの戦争の危険がより迫ってきます。そしてそこに一石を投じるのが人間のストライカーです。彼は薬(自分の息子がミュータントであり、その体から抽出したもの)を使ってミュータントを操るという方法を取ります。今回はウルヴァリンの過去が少しだけ明らかになりますが、具体的な事は分かりません。真実は後に製作された「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」で明らかになりました。
とにかくこのシリーズは他のヒーローものと違ってX-MENでさえ人類から敵だとみなされる危険性を持っています。ミュータントという恐ろしい能力(人間から見て)の為にこのようになってしまう人間側の気持ちもなんとなく分かりますし、そうして迫害されるミュータント側にも同情する部分があり、どちらが悪い(悪い人間やミュータントもいますが、それは個人の考え方です)とは言えない部分がテーマの根底にあります。前回の各国首脳といい今回のアメリカ大統領といい、かなり政治色の強いシリーズですね。

監督はBryan Singer、出演はXavierにPatrick Stewart、WolverineにPatrick Stewart、MagnetoにIan McKellen、StormにHalle Berry、JeanにFamke Janssen、StrykerにBrian Coxです。

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