稲川淳二の超こわい話 怨霊奇談

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2010年7月23日にバンダイビジュアルから発売された『稲川淳二の超こわい話 怨霊奇談』です。
「稲川淳二の超こわい話 禁忌領域」と同時発売でした。この作品も6話が収録されていて、その内訳は「隣の奥さん」「ツーリング」「信州でのはなし」「信州のおじさん」「はるみさんのアパート」「猫が鳴く」です。

「隣の奥さん」はキャリアウーマンだった奥さんが大きな病気をしたのをきっかけに空気のいい郊外の一戸建てに引っ越してきた夫婦。奥さんは毎日昼間は1人ですが、隣の奥さんと仲良くなります。ところがその奥さんが人が入れそうなほど大きな箱を購入、さらに数日後には何か重いものが入った袋を幾つも運び出しているのを目撃します。奥さんはそれが旦那さんの死体ではないかと疑います、というお話。
「ツーリング」は仲のいい2人がツーリングを楽しんでいると突然雨に降られてしまいます。雨宿りを探していると廃墟がありました。そこにバイクを入れて休んでいましたが、1人がトイレに行ったところあるものがトイレにいました、というお話。
「信州でのはなし」は稲川淳二のお父さんとその弟のお話。
「信州のおじさん」は太平洋戦争が終わった頃に稲川淳二のお婆さんが体験したお話。戦争に行って帰ってこないおじさんが夢の中に出てきます。その夢の内容は現実にあった事と酷似していました、というお話。
「はるみさんのアパート」はダンススタジオに通っているはるみさんはスタジオがアパートから遠いためにいつもくたくたの中を帰っています。そこで近いアパートを探して引っ越しました。ところが引越しを手伝ってくれた友人がシャワーを借りていたところ真っ青な顔をして飛び出してきました、というお話。
「猫が鳴く」はその人が借りたアパートで夜猫の鳴き声を聞きます。それはどうやら毎晩鳴いているようで、ある夜それが聞こえてくるのは実は部屋の押入れの中からだと気付きます。翌朝押入れを開いてみても猫はいないし、出入りできるような隙間もありません、といったお話。

この中で一番怖かったのは「隣の奥さん」。これは怖さといい話の展開といい普通のホラー映画でもいいようなストーリーラインとなっています。最初はほのぼのした様子から、少しずつ隣の奥さんの様子がおかしい事に妻が気付き始め、そして夫はある時隣の家には誰も住んでいなくてその家には以前恐ろしい事件があった事を知ります。そして妻には内緒で隣の家の中に入ってみるのですが、という本当に映画みたいな展開のお話でした。
その他では「はるみさんのアパート」なんかも結構怖いお話でした。新しく引っ越す人なんかはこの話を聞いた後だと絶対気になってしまうんじゃないでしょうか。殺人なんかがあったアパートの部屋で、それを綺麗にする業務をする人が全てを終えたあと御札とかを貼るんですがそれは新しい入居者には気付かれてはいけないので貼り返る壁紙の下とかに貼ったりしますが、それが出来ないユニット式バスなんかは天井裏に貼ったりすると聞いたことがあります。知らない人が前に住んでいたというのはそれだけでミステリアスですね。

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