怪談新耳袋 劇場版

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2004年8月に劇場公開された「新耳袋」シリーズ初の映画作品『怪談新耳袋 劇場版』です。
1話が大体10分〜15分の合計8話で構成されたオムニバスで、テレビ版と違うのは第○話の表記がありません。このテレビ版はTBS系のBSデジタル放送BS-iで放送されました。第1〜第5シリーズに加えてスペシャルが4作品、さらに映画版として6作品が製作されています。

第1シリーズ 第1夜(全10話)、第2夜(全10話)
第2シリーズ 白いひも編(全7話)、開けちゃだめ編(全6話)、近づく編(全7話)
第3シリーズ 花嫁さん編(全7話)、御祓いは効かない編(全8話)
第4シリーズ 三人来るぞ編(全10話)、ふたりぼっち編(全10話)
第5シリーズ 最終夜1(全10話)、最終夜2(全10話)
怪談新耳袋スペシャル(2007年版) 黒い男たち/牛おんな
怪談新耳袋スペシャル(2008年版) ぶぅん/ぎぃ
怪談新耳袋スペシャル(2009年版) まえ「すごい顔」/うしろ「記憶」
怪談新耳袋 百物語 全10話
怪談新耳袋 劇場版 全8話
怪談新耳袋 劇場版 幽霊マンション
怪談新耳袋 ノブヒロさん
怪談新耳袋 怪奇 「ツキモノ」「ノゾミ」
怪談新耳袋 殴り込み! 劇場版 それぞれ<関東編><沖縄編><東海道編><北海道編>あり。
怪談新耳袋 異形 「おさよ」「赤い人」「部屋替え」「和人形」

さらにこれは木原浩勝と中山市朗の2人が膨大な取材と怪異の経験者への調査をもとに体験者のプライバシーを隠してリライトしたものとされてはいますが、登場人物が全員死亡する話なんかもあるので本当のところはわかりません。

第1話「夜警の報告書」
この取り壊し予定のビルの夜警はしょっちゅう担当者が代わっています。どうやらこの廃墟のビルには多くの人がいるらしいのです。報告書には「異常なし、ただし男1人」とか「異常なし、ただし女3人」とか書かれています。真偽を確かめるために上司が見学にやってきますが…
第2話「残煙」
会社のカラオケ大会から抜けだしてきたOL3人。コンビニに買い出しに出かけたはずですが、田舎の山道なので道に迷ってしまいます。途方に暮れた3人はとりあえず休憩しますが、そこで1人が煙のように次第に消えていくのです。
第3話「手袋」
別れた元カレが部屋にやってきました。しかしその夜元カレが寝ている隣で女性は誰かの腕に首を絞められます。元カレには言い寄られて困っている女性がいるらしいのです。
第4話「重いッ!」
眠っていると突然物凄い重さが布団の上からのしかかってきました。なんとか耐えているとその重みはなくなったのですが、次には知らない男が上から覗き込んでいました。
第5話「姿見」
高校卒業を間近に控えた2人の男子生徒。体育館の準備室にシーツをかぶせてある姿見の鏡には、幽霊が見えるといううわさがありました。最後にやり残したことだということで、生徒の1人がそれを試そうとします。
第6話「視線」
20年後の自分はどうなっていたいかをビデオ撮影していた時、1人の女生徒の後ろに看護婦らしい姿が映っていました。昔戦時中この高校は一時病院だったのだそうです。学園祭の出し物でこのビデオを上映しようと言う事になったのですが、徐々に移っている幽霊の姿が近づいてきます。
第7話「約束」
おじの旅行の間その部屋を使わせてもらう事になった男性。おじの約束は名前を呼ばれるから必ず返事をするように、との事でした。そしてその部屋に泊まり始めたその夜、突然女性の声で名前を呼ばれます。しかもそれは知らない男の名前でした。
第8話「ヒサオ」
ヒサオという名の息子とお母さんの物語。ヒサオが通ったあとは廊下が水びたしになります。お母さんはヒサオが学校の友達にいじめられていたことを耳にしました。そしてヒサオに聞いてみたいのですが、気を使ってなかなか聞けません。それでもその友達のヒサオの葬式の時の様子を話し始めます。

この中で一番怖かったのは第2話の「残煙」。3人のOLが1人また1人と消えていき、そして最後には…という短編映画でもいいような完成度の高いお話だったと思います。見終わった後も背筋がゾクッとするような感じが残りました。その他では第1話の「夜警の報告書」はコメディ調の話ですが、そういうのを抜きにして作ると結構怖い話になったんじゃないかなと思いました。同じく第6話の「視線」も看護婦の幽霊の姿が明らかになって怖さが半減したんですが、ここをもう少し怖くできたんじゃないかなとも思います。第8話の「ヒサオ」は不気味な話ですがその真相は悲しいものですし、第7話の「約束」は監督が雨宮慶太ということもあってか、声をかける女性の正体がモンスターみたいに描かれていました。これはこれで怖いんですが、ちょっと大げさかなとも思います。
全体的に話が短いぶん、細かい部分の説明を一切省いて怖い部分を集めた、みたいな構成になっているので結構怖い映画となっています。怖い話が苦手な人は見ない方がいいです。私はこういうの大好きです。

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