2017年度 モリンス・デ・レイ・ホラー映画祭 結果発表

映画祭 comments(0) - こぶたのゆう

 

2017年11月10日〜19日にかけてスペインのバルセロナ中心部から西に約10キロのところにあるモリンス・デ・レイで行われたモリンス・デ・レイ・ホラー映画祭の結果が発表されました。1973年からスタートした映画祭で今年で36回目を迎えます。こんなに歴史が古いのにシッチェスだとかブリュッセルのような規模の大きなメジャー級ではないのは小さい規模で細々と続いていたからでしょうか。スペインは世界でもかなりファンタスティック系の映画祭が大小合わせて多い国で、いろんな特色があって面白いですが、この映画祭もホラー映画祭という名前だけあってホラーに特化した映画祭なので注目です。ヨーロッパ・ファンタスティック映画祭連盟に加盟してどんどん規模が大きくなっている映画祭です。

 

2017年度は次の作品が出品されました。

 

長編部門

A Ghost Story / Mom and Dad / Herederos de la bestia / Dhoom:3 / Housewife / Super Dark Times / The Lodgers / 68 Kill / Eat Local / Revenge / Compulsión / Tragedy Girls / Phoenix Forgotten / Framed / Les affamés / Funny Games / Mayhem / The Night Watchmen / Hounds of Love / Downrange / Trauma / Black Hollow Cage / Habit / Meatball Machine Kodoku / Replace / Game of Death / The Heretics / Los olvidados / Jackals / Cannibals and Carpet Fitters / Tonight She Comes

短編部門

We Together / Ellos / L'ora del buio / Aprieta pero raramente ahoga / Hell of a Day / Le cowboy du mont laurier / Petul / Cauchemar Capitonne / Filippa / Juliette / 9 pasos / Goodnight, Gracie / Liz Drives / Daemonrunner / Blood Shed / Feroce / Jitterman / Centrifugado / Health, Wealth & Happiness

 

そして各賞の勝者は次のようになりました。主なものをご紹介します。

 

長編部門

最優秀作品賞 The Lodgers

最優秀監督賞 Brian Taylor "Mom and Dad"

最優秀男優賞 Owen Campbell "Super Dark Times"

最優秀女優賞 Emma Booth "Hounds of Love"

最優秀効果賞 68 Kill

審査員特別賞 Super Dark Times

観客賞    Hounds of Love

批評家賞   Super Dark Times

短編部門

最優秀作品賞 Centrifugado

メリエスダルジャン 9 pasos

観客賞    9 pasos

批評家賞   Cauchemar capitonné

 

長編部門の最優秀作品賞に選ばれた『The Lodgers』は、1920年代のアイルランドの田園地帯で落ちぶれた荘園を分かち合うエドワードとレイチェルの双子の孤児についてのゴシック・ゴースト・ストーリー。しかしそこにいるのは彼らだけではありませんでした。彼らは目に見えない存在と家を共有しています。その存在は彼らに3つの絶対的なルールを守らせていました、というアイルランドのお話。

最優秀監督賞に選ばれた『Mom and Dad』は、ティーンエイジャーの女の子と彼女の弟は、親が自分の子供に対し暴力的になる原因不明の集団ヒステリーから24時間の間生き延びなければなりません、というニコラス・ケイジ、セルマ・ブレア共演のアメリカのホラー。

最優秀男優賞・審査員特別賞・批評家賞に選ばれた『Super Dark Times』は、あるひどい事故によってかつては切り離す事の出来ない友情で結ばれていた高校生の絆が揺さぶられます。罪悪、妄想そして狂気が呼び起こされます、というアメリカのお話。

最優秀女優賞・観客賞に選ばれた『Hounds of Love』は、太陽に浸かった80年代中頃のオーストラリア西部の郊外で、エブリンとジョンは子羊の皮を被った狼です。彼らは獲物を探し、女性を車の中に誘惑し、それから彼らの何の特徴もない普通の家のゲストルームに縛り付けます。彼らは彼女を残忍に扱い、彼女の不幸を味わい、彼女を埋めます、というオーストラリアのお話。

最優秀効果賞に選ばれた『68 Kill』は、チップとリザは風変わりな夫婦です。リザがお金を盗む事を提案したとき、チップはリザのダークサイドを見始めます。いまチップは武器を手にしています。車のトランクには女の子を閉じ込めていて、24時間以内に問題を解決しなければなりません、というアメリカのお話。

短編部門の最優秀作品賞に選ばれた『Centrifugado』は、若い男は家に洗濯物を上げようとしている年配の女性を助けようとします。女性は男を喜んでいかせようとはしていないようです、というスペインの10分のお話。

メリエスダルジャン・観客賞に選ばれた『9 pasos』は、たった9つのステップで恐怖は永遠に終わるでしょう、というスペインの7分のお話。

批評家賞に選ばれた『Cauchemar capitonné』は、死を呼ぶ椅子にまつわる恐怖を描くカナダの9分のお話。

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