2017年8月18日〜20日付 全米映画興行成績 Top 5

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2017年8月18日〜20日付の全米映画興行成績 Top 5です。

 

今週末全国規模で公開された新作は2本。その中で最大規模の3377館で公開されたのは、世界トップクラスのボディガードが長年敵対していたヒットマンをイギリスからオランダの国際司法裁判所まで警護しなくてはならなくなったアクション・コメディ『The Hitman's Bodyguard』でした。2160万ドルを記録して1位を獲得。「アナベル」の2週連続No.1となるかとの予想の中、この映画がなかなか健闘して1位になりました。もうひとつの3031館で公開されたのはスティーブン・ソダーバーグ復帰のヘイスト・コメディ『Logan Lucky』。チャニング・テイタム、アダム・ドライバー、ダニエル・クレイグ、ケイティ・ホームズ、ヒラリー・スワンクなど豪華キャストですが、興行の方は800万ドルと低く3位となりました。映画の評価の高い監督ですが意外にも興行的には大ヒット作は少なく、一番の大ヒットとなった「Ocean's Eleven」でさえオープニング記録は3810万ドル、トータル1億8341万ドルでした。

 

2017年度の年間興行成績では1位の「Beauty and the Beast」は変わらず。5億ドルを越えて歴代興行成績も8位という大ヒットとなりました。2位には4億400万ドルで「Wonder Woman」、3位には「Guardians of the Galaxy Vol. 2」で3億8919万ドル、4位は「Spider-Man: Homecoming」で3億1405万ドル、5位は「Despicable Me 3」で2億5174万ドルです。

 

1(-) The Hitman's Bodyguard 2160万ドル

2(1) Annabelle: Creation 1550万ドル

3(-) Logan Lucky 800万ドル

4(2) Dunkirk 670万ドル

5(3) The Nut Job 2: Nutty by Nature 510万ドル

 

さて来週ですが、全国規模での公開となる新作は2本。最大規模の2000館で公開されるのはフランスとカナダ合作のアニメ『Leap!』。原題は「Ballerina」で海外では既に公開済です。1500館で公開を予定しているのはブルース・リーの伝記映画『Birth of the Dragon』。今週は今年一番低い市場全体の興行成績となってしまいましたが、来週はさらにそれを下回る可能性がありそうです。全体的に低い数字での戦いになりますが、『Leap!』が2000館レベルで1位になると、今年の2月24日〜26日付で1位になった「Get Out」の2781館以来の2000館台1位になります(2000館台での1位は2017年はもうひとつ、1月6日〜8日付で1位になった「Hidden Figures」が2471館でした)。

回路

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2001年に公開された黒沢清監督のホラー映画。2001年にカンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。黒沢清という人は、塚本晋也とともに日本よりも海外で非常に高い評価を得ている人です。

観葉植物を販売する会社「サニープラント販売」で働く工藤ミチという女性を中心に展開するお話と、大学生川島亮介の物語が平行していきます。工藤ミチの方のお話は、同僚の田口が自殺してしまい、それが始まりとなって自分の周りの人たちが次々にいなくなってしまいます。いなくなるときは黒い影になってそのまま消えてしまうのです。同僚の矢部、社長、順子、両親と次々にいなくなってしまいます。
川島亮介は、インターネットを始めると変な動画に画面が切り替わってしまいます。「幽霊に会いたいですか」と聞いてくる不気味なサイトでした。そして頭に袋をかぶっているのですが、その人物が次第に画面に近づいてきて頭の袋を取ろうとします。何か見てはいけないものという気がして画面を切ります。大学で知り合った春江に相談しますが、その春江の様子がおかしくなってきます。そして春江も姿を消してしまいます。

というお話です。身近な人たちがどんどん消えていく、しかもなぜか理由がわからない、自分もいつ消えてしまうかわからない、といった怖さと、消える直前に何か(幽霊なのかな?)が出てくるみたいで、それがすごく怖い! この映画は大きく分けて前半後半で大きく印象が変わってきます。前半部分は何か心霊的なものがある人たちをさらっていくような物語ですが、後半部分はどんどん消える人が多くなってきて、世界の終わりみたいなスケールの大きいパニック映画なみの展開になっていきます。果たして遠藤ミチや川島亮介はどうなるのでしょうか?

黒沢清というと大傑作『CURE』がありますし、『降霊 KOUREI/Seance』というテレビ番組(これはテレビドラマだというのに本当にやばいくらい怖すぎるドラマです)もあります。わたしの中ではこの2作品がこの監督の金字塔で、その次に来るのがこの『回路』です。前半は傑作なのですが、後半ちょっと残念な展開になってしまいました。でもトータルで見てよかったと思います。反対に『カリスマ』とかは今ひとつでした。ちょっと出来不出来に開きがあるような気がしますが、その世界は独特なので好みに合えば面白いでしょう。
工藤ミチに麻生久美子、川島亮介に加藤晴彦、春江に小雪、ミチのお母さんに風吹ジュン、他に黒沢清といえばこの人、役所広司も出ています。

キューブ

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1998年9月11日〜13日付 全米興行成績第20位 5万ドル。
アメリカで16館の限定公開で5万ドルを記録しました。監督ヴィンチェンゾ・ナタリによるカナダ映画。正体不明の立方体に閉じ込められた6人の脱出劇。この映画はDVDにも収録されているナタリの短編映画『Elevated』が原型です。この映画には続編『キューブ2』『キューブ ゼロ』がありますが、ナタリは監督していません。

目を覚ますと四角い部屋の中にいました。どうしてここにいるのか、どうやってここに着たのか記憶がないのです。警察官のクエンティン、精神科医のハロウェイ、数学科の学生レブン、7つの刑務所から脱獄したレン、どことなく正体不明のワースが集まりました。クエンティンが言うには部屋には罠が仕掛けられているとのことです。その罠は人の命を奪うものでした。部屋には罠のあるものとないものがあります。レンは靴を放り投げて、その部屋に罠があるかどうかを見極めていました。しかしそれでも見つからない罠があり、レンは顔を溶かされて死んでしまいます。それぞれの部屋に3桁の数字が三つ並んでいる所から、何か理由があると思ったクエンティンは、レブンに見てもらいその結果、どうやらこの数列から罠があるかどうかがわかるようでした。さらにクエンティンは、このメンバーが集められた理由を考えます。ハロウェイの時計が腕から取られていたのに、レブンのメガネは取られていなかったからです。レブンが数列を読むのにメガネが必要だったことから、それぞれの能力や特技が脱出に必要なのだろうという事がわかってきました。部屋を移動していくうち、精神障害者のカザンが仲間に加わります。そしてワースがこの場所の外壁の設計に携わっていた事を告白します。しかし、その雇い主が誰なのかはわかりません。それぞれの設計に携わった人たちは電話でしかやりとしていませんでしたし、何を作っているのかさえ知らないのでした。政府の陰謀説などが飛び出します。しかしいくら議論しても真実を知ることはできないのです。
とにかく脱出しなければならないので、ワースから知ったこの立方体の大きさから計算して、各部屋の数字が座標軸を現していることがわかり、それを元に立方体の外、つまり出口を探す事を始めるのでした。

序盤早々に死んでしまう人を含めても登場人物は7人、そして色は違うけど同じ形状の部屋という限定された舞台での物語りですが、すごく面白いです。このキューブの正体は最後まで不明で、とにかく脱出することを最優先とし、それに6人の極限状態にどんどん追い込まれていく様子が描かれていきます。そして数学的な謎解きもあり、その数字が示す回答と、それぞれが持っている特技、能力が追加されて始めて脱出できる仕掛け、そしてキューブの仕組み自体がわかった時の驚きの事実と、とにかくすごい映画だと思います。
評価もすごく高くて、多くの映画祭で賞を受賞しています。1999年ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭のSilver Raven、CSC Award、ファンタスポルトの観客賞と国際ファンタスティック映画賞、ジェラルメール国際ファンタスティック映画祭のグランプリ、観客賞、国際批評家賞、釜山国際ファンタスティック映画祭の審査員チョイスアワード、シッチェス国際ファンタスティック映画祭のグランプリ、最優秀脚本賞、トロント国際映画祭の最優秀カナダ映画賞などを受賞しています。

出演はクエンティンにモーリス・ディーン・ウィント、ハロウェイにニッキー・グァダーニ、レブンにニコール・デボア、ワースにデビッド・ヒューレット、カザンにアンドリュー・ミラーです。

この原型となる短編映画『Elevated』は1997年に作られた17分の映画です。
ベンとエレンがエレベーターに乗っていると、突然血まみれの男性ハンクがエレベーターに侵入してきます。彼が言うにはエイリアンのような危険な生き物がこのビルにいるというのですが。

『本当に怖い映画100本』から 本当に怖い映画TOP100

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このランキングはエンターブレインムックが映画評論家やライター、映画関係者そして読者の投票(たぶん「DVDブルーレイデータ」の雑誌だと思います)で集計したものです。本が2014年の8月に発行されているので、そのデータは2009年11月までの作品となります。数が多いのでここでは上位Top10を紹介したいと思います。

 

第10位 ミスト

スティーブン・キングの「霧」を原作とした2007年の作品。わたしはこの原作大好きなので、映画版の方はかなり評価低いです。あのラストはねえ…

第9位 羊たちの沈黙

ホラーというかスリラーです。かなりメジャーな作品ですが、ジョディ・フォスターやアンソニー・ホプキンスの演技はすごいですね。ただレクター博士の印象が強くて本編の犯人の真相は拍子抜けのような感じです。

第8位 ミザリー

これもスティーブン・キング原作によるもの。キング作品としてはかなり原作に忠実な面白い作品となりました。主演の2人も原作のイメージにぴったりだと思います。

第7位 呪怨 劇場版

ここでは劇場版が選ばれましたが、わたしはオリジナルビデオ版2作品の方がずっと面白いと思います。あの人の名前で各章が描かれ、その違和感が時間軸が実は違うという最後の真相を知ったときは鳥肌ものでした。

第6位 ソウ

シリーズ化して大ヒットしましたが、やっぱりこの第1作目がいちばん衝撃的でした。2作目以降もそのどんでん返し(というか驚愕の真相)は頑張ってるんですが、1作目が一番いいように思います。

第5位 鳥

ヒッチコックの代表作。近年出演者の1人ティッピー・ヘドレンがヒッチコック監督にセクハラを受けていたと暴露した事でも話題となりました。パニックもので、ラストの真相が明らかにされないのも新鮮です。

第4位 悪魔のいけにえ

このTop10の中でどれが1番かと聞かれたらわたしはこの映画です。1974年に製作された映画ですが、殺人一家の頭のイカレ具合は今の映画と比べても引けを取らないくらいの高いレベルです。

第3位 エクソシスト

70年代のオカルトブームの火付け役ですが、わたしはいつも言っているようにこの悪魔ものをあまり怖いと思えません。やっぱりクリスチャンではないので。

第2位 シャイニング

これもキング原作。お父さん役のジャック・ニコルソンの狂気におちていく様子は圧巻です。ただ原作者が酷評しているように、前半の悪意ある霊が描かれる部分はいいのですが、後半(特にラスト)は雲泥の差。映画のあのラストは拍子抜けです。原作のラストはスペクタクルです。

第1位 リング

あまりにも有名な和製ホラー。わたしは原作と高橋克典主演のドラマ版が好きなので、この映画はあまり評価していません。原作では貞子の幽霊は1度もきちんとした形では登場してないんです。

 

という訳で、内容を見ると一般的というかマニアックも含めてホラー大好き、というよりはオーソドックスなもののように思います。わたし的には有名だけど怖い映画かと言われると疑問に思うものも多いですが。シャイニングだってすごく怖いといわれる事も多いですが、そんなに怖くないですもんね。

第6回 恐怖のこぶた映画祭を開催します

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2017年8月19日〜9月1日にかけて第6回恐怖のこぶた映画祭を開催します。

怖い映画大好きなわたしがこの個人映画祭を始めてはや6回目となりました。個人の主観や好みによる映画祭なので、その選定基準やグランプリに選ばれた映画は他の人から見たら???と思うものかもしれません。またそこが面白いところなんですけどね。

今年のお盆はあまり天気が良くないような感じで、蒸し蒸しするお盆にひんやりする怖い映画、という例年の状況とはちょっと違うようにも思いますが、そこはそれ、やっぱり夏はホラーじゃなきゃ。わたしはイベントやお祭りに弱いんです。という訳で今年も恒例(わたしの中でね!)の映画祭です。お盆は過ぎてしまいました…

 

第1回〜第5回のグランプリに選ばれた作品は次の通りです。

 

第1回 サプライズ

第2回 ストレンジャーズ 戦慄の訪問者

第3回 ホラーストーリーズ

第4回 ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ

第5回 トランストリップ (特別賞:ゾンビーバー)

 

今年は次の14本の作品を競争部門として選びました。

イット・フォローズ / ゴーストシップ / パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT / マンディ・レイン 血まみれの金髪女子高生 / ロスト・バケーション / パーフェクト・ゲッタウェイ / フローズン / ロスト・アイズ / スイミング・プール / ドント・ブリーズ / ヴィジット / パージ / パージ アナーキー / 死霊館 エンフィールド事件

 

その他次の作品は名作回顧という事で、昔見た映画の紹介をしたいと思います。予定している作品は、

キューブ / 回路 / 箪笥 / パラノーマル・アクティビティ / パラノーマル・アクティビティ4 / THE JUON 呪怨

 

その他特集としてわたしが図書館で借りてきた「エンターブレインムックから出てる「本当に怖い映画100本」から何か書いてみようと思います。

 

それでは今年も始まります。

粘土アニメーションのスペイン産ホラー・コメディ 『Pos eso』

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2014年度のサン・セバスチャン国際ホラー&ファンタジー映画祭に出品されたスペインのホラー・コメディ『Pos eso』です。粘土で製作されているストップ・モーション・アニメ。偉大なフラメンコ・ダンサーのトリニが夫の死によって次の段階にいくことを断念します。さらに彼女の息子ダミアンがおかしくなってしまうという悲劇が追加されてしまいました。唯一の医者は少年の症状を説明する事が出来ず、彼自身は自分が取り憑かれたと信じています。そこで彼女はエクソシストに連絡を取ることになりました、という物語。シッチェス国際ファンタスティック映画祭にも出品されています。

彼女の夫、偉大な闘牛士グレゴリオが事故で亡くなって以来、世界的に有名なフラメンコ・ダンサーのトリニは深い悲しみに落ちてしまい、舞台を断念してしまいます。さらに悪い事に彼女の息子ダミアンの反抗が気がおかしくなったように激しくなってしまいました。医者や心理学者や精神科医たちはこの子供のどんどん悪化していく様子を説明する事が全くできません。唯一説明できるものといえば超自然的なものでした。トリニはレニン神父(彼は自分の信仰の危機に恐れを抱いています)に連絡を取りました。それがこの粉々になった家庭を元に戻す唯一の希望のように思えます。

監督はSam、声の出演はLa Trini / GypsyにAnabel Alonso、Tv presenterにJose María Iñigo、Lenin神父にJosema Yuste、Ms MargaにConcha Goyanes、Damián / Bishop / DevilにSantiago Seguraです。

ウクライナにタバコを密輸する犯罪グループのリーダーを描く 『Ciara』

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2017年8月3日〜6日付のスロバキア興行成績で第1位になったのは、スロバキアからウクライナにタバコの密輸をするグループのリーダーを描くスロバキア映画『Ciara』です。その前の週にわずか1館の限定公開で初登場15位、そこから全国規模に拡大されて次の週1位になりました。次の週も2週連続のno.1になっています。拡大公開の週末の興行成績は今年3位の記録。この上にあるのは2月公開の「Fifty Shades Darker」と6月公開の「Despicable Me 3」のみという凄い成績です。

 

Adam Krajňákは家族の父親でもあり犯罪グループのリーダーでもあります。彼の犯罪グループはスロバキアから国境を越えてウクライナにタバコを密輸しています。賄賂、ウソ、脅迫は彼の貿易の道具です。彼は比較的罪の小さい密輸を心がけているので、国境を越えて秘かにメセドリン(覚醒剤の一種)を持ち込んできた男に対しては容赦なく彼の指の1本を切り落とします。メッセージは明確です。彼には独自のルールがあり、彼らにそれを強制させるためにはどんなルールも破ります。

 

監督はPeter Bebjak、出演はTomáš Maštalír、Zuzana Fialová、Andy Hrc、Stanislav Boklan、Kristína Kanátováです。

2017年度 フル・ムーン ホラー&ファンタジー映画祭 結果発表

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2017年8月10日〜13日にかけてルーマニアのビエルタンで行われたフル・ムーン ホラー&ファンタジー映画祭の結果が発表されました。この映画祭はホラーやファンタジー映画に焦点を当てた映画祭としてはルーマニア最初で2012年からスタートしました。今年で第6回目となります。ルーマニアにはこの翌年の2013年にドラキュラ映画祭もスタートしていて、近年このジャンルの映画祭が人気のようです。映画祭が開催されるビエルタンはルーマニア中部のシビウ県にあって、この町にあるゴシック様式の要塞聖堂を持つ村落は「トランシルバニア地方の要塞聖堂のある村落群」としてユネスコの世界遺産に登録されています。人口3000人ほどの小さな町です。

 

2017年度は次の作品が出品されました。

Ion Hobana部門

Bamy / Cold Ground / Compulsión / Reza a Lenda / Book of Birdie / Dreaming Purple Neon / Lake Bodom

Grădina Melies部門

Huset / The Wanderers / Cine concert: CelloFun Femeia în Lună

Cinema Vertigo部門

Suspiria / Happy Hunting / The Rocky Horror Show

Luna Plină Shorts部門

Passion / Croak / Siyah Cember / Kort maar krachtig / Asura / 8 / Holy F__k / Oh-bey / Rosalita / Corps Célestes / 金靈記 / Bloodbath 8mm / The Seam / Oblivion / Sub 0° / You're gonna die tonight / Dying to Poo / The Goatman of Kananaskis / The Veiled

 

そして各賞の勝者は次のようになりました。

 

長編部門観客賞 Compulsión

短編部門観客賞 Holy F__k

 

長編部門の観客賞に選ばれた『Compulsión』は、シャイな彼女の謎めいた彼氏が浮気をしていると疑っています。真実を探し始めたとき、彼女は不吉な秘密を見つけることになります、というスペインのお話。

短編部門の観客賞に選ばれた『Holy F__k』は、古典的なエクソシストのお話。神父は単独無実の男に憑依した悪魔の家に入ります、というイギリスの9分のお話。

彼氏と新しい彼女の元に、死んだ元彼女が嫌がらせをしきやって来ます 『Nina Forever』

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2015年度のファンタジア映画祭に出品されるイギリスのホラー『Nina Forever』です。
2015年度のSXSWでワールドプレミア上映されました。元ボーイフレンドとその新しいガールフレンドに嫌がらせをするために甦ってきた亡霊ニーナの物語です。監督は兄弟でこれが長編デビュー作となるBen BlaineとChris Blaine。

スーパーマーケットのスタッフ、ホリーと不機嫌なロブは同僚です。ロブは最近ガールフレンドのニーナが車の事故で亡くなった後、自殺を企てましたが失敗していました。この事件はホリーにロブへの関心を強くさせ、彼女はロブを好きになって彼を追い始めます。2人の関係は親しくなりついに2人はセックスをするのですが、その時シーツの中から血にまみれて体が壊れたニーナが現れ、皮肉たっぷりに彼らの関係を非難し、朝まで居続けます。しかしホリーはこの出来事に対処できるという確信を持っていました。一方ロブは途方に暮れてしまいます。彼らの愛はこの亡霊を撃退する事ができるでしょうか?

監督はBen BlaineとChris Blaine、出演はNinaにFiona O'Shaughnessy、HollyにAbigail Hardingham、RobにCian Barry、SallyにElizabeth Elvin、DanにDavid Troughtonです。

2017年8月11日〜13日付 全米映画興行成績 Top 5

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2017年8月11日〜13日付の全米映画興行成績 Top 5です。

 

今週末全国規模で公開された新作は2本。その中で最大規模の4003館で公開されたのは韓国とアメリカの合作アニメの続編『The Nut Job 2: Nutty by Nature』でした。前作は2014年1月に公開されて1942万ドル(3427館)でしたが、今作はそれを上回る4003館の規模で公開されたものの、同じく3位には入りましたが890万ドルでした。4月28日〜30日付以来の最低興行収入を記録した先週をさらに下回る今週の興行収入、Top 12もやっぱり低くて全体的に低い数字にも助けられての3位だったのかもしれません。次の規模となる3502館で公開されたのは、一連のシリーズとしてヒットを連発している「死霊館」のスピンオフ第2弾『Annabelle: Creation』でしたが、こちらは3500万ドルで1位になりました。「死霊館」のシリーズとしては一番低いオープニングでしたが、それでも2014年のスピンオフ第1弾「Annabelle」のオープニング3713万ドルと大体同じ位というのはがんばったんじゃないでしょうか。本編「The Conjuring」のパート3は具体的には決まっていないものの、製作者側は結構乗り気のようです。

 

スタジオ別では「パイレーツ・オブ・カリビアン」「カーズ」の続編が思ったよりも数字を伸ばさなかった事、反対に「Despicable Me」や「Furious」のシリーズに加えて単発の「Get Out」「Split」がヒットした事により、ディズニーの背後にユニバーサルが迫ってきました。去年2003年以来のスタジオ別年間興行成績第1位となったディズニーですが、2015年1位のユニバーサルが追うという展開です。ユニバーサルは今後9月29日にトム・クルーズの「American Made」、10月13日にホラーの「Happy Death Day」、10月20日にスリラーの「The Snowman」、10月27日にドラマ「Thank You for Your Sevice」、12月22日にアナ・ケンドリックのシリーズ第3段「Pitch Perfect 3」が、対するディズニーの方は11月3日に「Thor: Ragnarok」、11月22日にアニメの「Coco」、12月15日に「Star Wars: The Last Jedi」の公開を控えています。大作ぞろいのディズニーに対し数で勝負のユニバーサルといった感じですか。確かにディズニーはドル箱商品を沢山抱えていますが、そのほとんどが続編というブランドに頼ったところが見受けられ、数年後を見据えたときにどうかなと思う部分があります。

 

1(-) Annabelle: Creation 3500万ドル

2(2) Dunkirk 1140万ドル

3(-) The Nut Job 2: Nutty by Nature 890万ドル

4(1) The Dark Tower 790万ドル

5(3) The Emoji Movie 660万ドル

 

さて来週ですが、全国規模で予定されている新作は1本。ライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソン共演のアクション・コメディ『The Hitman's Bodyguard』が3000館程度で予定されています。その他ダニエル・クレイグ、チャニング・テイタム共演で監督スティーブン・ソダーバーグの『Logan Lucy』が上映館数がまだ未定ながら予定されています。今週の「アナベル」がおそらく1700万ドル前後だと予想されるので、1位が変わる可能性が微妙ながらあります。

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