2017年1月20日〜22日付 全米映画興行成績 Top 5

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2017年1月20日〜22日付の全米映画興行成績 Top 5です。

 

今週末全国規模で公開された新作は3本。その中で最大規模となる3651館で公開されたのが、第1作目のビン・ディーゼルが復活してのシリーズ第3弾『xXx: The Return of Xander Cage』でした。しかしながらアメリカでは2000万ドルという、初登場2位には入ったものの残念な数字となってしまいました。反対にトータル1億3177万ドルを記録した「The Last Airbender」のオープニングに並ぶ(エアベンダーは4032万ドル)4020万ドルを記録したナイト・シャマランの新作『Split』が1位でした。24もの人格を持つ人物を描くサイコロジカル・ホラー・スリラーで、主演はジェームズ・マカヴォイ。4020万ドルは1月に公開された映画としては2008年に公開された「Cloverfield」を抜いて歴代4位という好成績です。1115館という全国規模としては小さな数字での公開だった『The Founder』はファストフードのマクドナルド誕生の誕生秘話をマイケル・キートンで描くお話。上映館数が少ないのに加えアベレージもそれほどではなくて、結果9位でした。

 

全体では「Rogue One: A Star Wars Story」が5億1220万ドルとなって歴代興行成績の第7位になっています。外伝ながら2015年の「Star Wars: The Force Awakens」に次ぐシリーズ第2位のヒットとなりました。当然2016年度公開作品ですので2016年の年間興行成績でも「Finding Dory」を抜いて1位。年間興行成績は1位〜3位、そして5位をディズニーというディズニー圧勝の1年でした。そして既に2017年の年間興行成績もスタートしていますが、多くのヒット作が2016年度の公開だったことから現在の2017年度のトップは今週末1位になった「Split」となりました。2位は「Underworld: Blood Wars」、3位は「Monster Trucks」です。

 

1(-) Split 4020万ドル

2(-) xXx: The Return of Xander Cage 2000万ドル

3(1) Hidden Figures 1625万ドル

4(3) Sing 900万ドル

5(2) La La Land 835万ドル

 

さて来週ですが、全国規模での公開となる新作は2本。その中で最大規模の3000館以上で公開されるのが、日本では既に公開されて1位を記録したミラ・ジョヴォビッチのSFアクション『Resident Evil: The Final Chapter』。これまでのシリーズが最高のオープニングでも2010年の「Resident Evil: Afterlife」の265万ドルと結構低く、それでも2002年の第1作目の2位以外は全て1位を記録するというこのシリーズ。最終章となる今作もおそらく2000万ドルから3000万ドルラインっぽいので、公開2週目の「Split」といい勝負になりそう。続く2200館で公開が予定されている『Gold』はマシュー・マコノヒーのアドベンチャー。

フランスを代表する歌手で女優の生涯を描く 『Dalida』

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2017年1月11日〜15日付のフランス興行成績で第2位になったのは、フランスを代表するシンガーで女優でもあるダリアの生涯を描くフランス映画『Dalida』です。今週初登場で1位になった「The Great Wall」を上回る上映館数での上映で(今週末スタートの映画としては最大規模、全体でも4番目)僅差ではありましたが「The Great Wall」に負けての2位でした。アベレージではこちらの方が結構低い結果です。パリでは全体で最大規模での上映でしたが、それでもやっぱり2位でした。この人はエジプトのカイロ生まれのイタリア系アフリカ人で、後にフランスにやってきて歌手や女優として活躍しました。フランスではダリダという名前で55枚のゴールドディスクを記録しています。1954年度のミス・エジプトに選ばれるほどきれいな人で、1956年から歌手活動を始めています。1972年にはアラン・ドロンとのデュエット「パローレ・パローレ」がフランス1位を記録しました。でも私生活では上手くいかず、結婚と離婚、そして年下の恋人の自殺によってどんどん心がボロボロになっていき、自身も自殺未遂。その後も不倫や好きになった男性の自殺などが続き、最後は1987年5月2日、自宅のアパートで睡眠薬による自殺により亡くなりました。

 

カイロ生まれの絶賛された歌姫ダリアの真実の物語をベースにしています。彼女は1933年にカイロで生まれました。両親はイタリアからの移民です。生後10か月の時に目の病気にかかります。視力が弱い彼女は眼鏡をするのですが、エジプトでは眼鏡の子供は少なく、彼女はそれが嫌で嫌でたまりません。彼女は家族の中で特にお父さんが好きでした。お父さんはカイロ・オーケストラ楽団のバイオリニストで、彼女はその練習をいつも家で聞いていたのでした。10代の時目の手術が成功し、彼女は眼鏡のいらない生活が送れるようになります。そのことが彼女の自信を大きくしました。すると男の子たちが自分に言い寄ってくるようになり、彼女は自分の容貌にさらに自信を深めます。そこでもっと注目されようと演劇部に入りました。21歳の時にミス・エジプトのコンテストに応募、ここでミス・エジプトに選ばれた彼女はエジプトの映画に出演。そこで知り合ったフランス人の映画監督にパリにこないかと誘われます。しかしパリで夢のような生活を考えていた彼女でしたが、現実はそう甘くはありませんでした。

 

監督Lisa Azelos、出演はSveva Alviti, Riccardo Scamarcio, Jean-Paul Rouve, Nicolas Duvauchelle, Alessandro Borghiです。

3年目

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今日は大切な人が亡くなって3年目です。

 

お部屋に写真が置いてあるので毎日忘れる事はないんですが、時間というのは辛くもあり優しくもあるんですね。最初は毎日が辛くてたまらなかったんですが、それが次第に少なくなっていって今では思い出すと心があったかくなったりします。少しずつ心の中の面影が薄くなっていくのは辛いんですが、そうなっていく事で何とか自分が生きていけるんだと思えます。去年はもう1人の大切な人も亡くなってしまって…。2人ともまだすごく若くて、でも病気というのはとても残酷だと思います。いるのが当たり前だった人がいなくなって、でもそれが次第に当たり前になっていく。なんだか寂しいです。よく辛さや悲しみを乗り越える、っていう言い方をしますが、わたしはこれらの経験から、乗り越えるんじゃなくて(わたしは決して乗り越えられないと思うんです)折り合いをつけるんだろうなあと実感しています。

 

当たり前のありふれた1日。それが後になってとても大切な時間だったんだなあ、としみじみ感じるこの頃。だからこれからの一瞬一瞬を大切に生きていきたいと思っています。

2017年1月13日〜15日付 全米映画興行成績 Top 5

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2017年1月13日〜15日付の全米映画興行成績 Top 5です。

 

今週末全国規模での公開となる新作は3本。その中で最大規模となる3119館で公開されたのは地球外生命体がトラックに住み着いて敵のトラックと戦うアクション・コメディ『Monster Trucks』ですが、その結果は1095万ドルで7位とかなり低い結果となってしまいました。その次の2220館で公開されたホラー『The Bye Bye Man』の方が1350万ドルで4位と健闘しています。もう1本の1803館で公開されたジェイミー・フォックスのクライム・スリラー『Sleepless』は834万ドルで8位。この3本の中ではアベレージで『The Bye Bye Man』が一番高い興行成績を記録しました。

その他では拡大公開が目立つ週でもあり、2週連続No.1となった「Hidden Figures」は先週から815館拡大してー8.5%というすごく少ない落ちでした。さらにゴールデングローブで多くの賞を受賞した「La La Land」が333館拡大して1848館という規模としては小さいながら1453万ドル(アベレージはTop 10内最高)を記録して2位に上がりました。その他先週の7館から一気に3120館に拡大公開されたマーク・ウォルバーグの「Patriots Day」が1161万ドルで30位から6位にジャンプアップ、ベン・アフレック監督・脚本・主演による「Live By Night」が4館から2822館に拡大公開されて510万ドルの11位になっています。

 

1(1) Hidden Figures 2085万ドル

2(5) La La Land 1453万ドル

3(3) Sing 1424万ドル

4(-) The Bye Bye Man 1350万ドル

5(2) Rogue One: A Star Wars Story 1346万ドル

 

さて来週ですが、全国規模となる新作は2本。その中で最大の3651万ドルで公開されるのはヴィン・ディーゼルのアクション・シリーズの第3弾『xXx: The Return of Xander Cage』。アメリカ国家安全保障局のスパイでエクストリーム・スポーツの達人を演じるヴィン・ディーゼルですが、第2作目では主演はアイス・キューブに変更されていました。今回第3弾で再びディーゼルが復帰となります。第1作目では4450万ドルで第1位を記録、しかし第2作目は1271万ドルで3位でした。続く3037館で公開が予定されているのはM. ナイト・シャマランによるホラー『Split』。ここ10年では2010年の「The Last Airbender」の1億3177万ドル以外の3作がトータル興行収入6000万ドル台とあまり興行的に高くないのが気になります。2週連続No.1の「Hidden Figures」が1000万ドル代に落ちるでしょうから、たぶん「xXx」が1位になるのではないでしょうか。

実在する呪いの人形を描くホラー 『The Curse of Robert the Doll』

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2017年1月12日〜15日付のボリビア興行成績で第3位になったのは、アナベルと同じように実在の呪いの人形を映画にしたイギリスのホラー『The Curse of Robert the Doll』です。1位の「Moana」や2位の「Sing」よりもずっと少ない上映館数でしたが、2位の「Sing」には比較的近い数字で3位(4位の「Passengers」の半分の上映館数でした)になりました。このロバート人形は現在フロリダの西マーテロ博物館に保管されているんですが、人形自体はかわいらしい水夫の格好をしてるんですが、今でも写真を撮ると変なものが映ってしまったり、ガラスケースを叩く音がするだとか、とにかく地元では呪われた人形として有名だそうです。ホラー映画の「チャイルド・プレイ」のモデルになったようで、日本テレビの世界まる見えでも紹介されたとか。

 

エミリー・バーカーはイースト・フォールズ博物館で夜清掃の仕事をしてお金を稼ごうとしているお金に困った学生です。しかし彼女の平和な深夜勤務は恐怖の時間へと変貌してしまいます。彼女は誰もいない廊下に響く足音や建物内で起こる荒らしに悩まされていきます。エミリーは展示品の一つに疑いを持ちました。それはロバートという名の不気味なビンテージ人形です。彼女のセキュリティ責任者と博物館のオーナーへの報告書は見過ごされてしまいます。しかし夜のスタッフのメンバーが不吉な状況で死体を発見し、エミリーはそれをロバート人形の仕業と知りますが、地元の警察は反対にエミリーを容疑者と考えます。

 

監督はAndrew Jones、出演はEmily BarkerにTiffany Ceri、Kevin UnderwoodにJason Homewood、Walter BerensonにNigel Barber、Sardy刑事にChris Bellです。

2017年度第1週 中国興行成績 Top 5

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2017年1月2日〜8日付の中国興行成績 Top 5です。

 

この週末公開された新作でTop 5に入ったのは1作のみ。いよいよ中国でも公開となったスター・ウォーズの番外編『Rogue One: A Star Wars Story』が見事1位になりました。反対に先週1位(最初の公開は2016年の52週目で初登場3位、続く53週目で1位)だった「铁道飞虎」が60%落ちで3位にダウンして、初登場3位だった「情圣」が2位にランクアップしています。4位の「长城」はアメリカと中国の合作、5位の「」は中国と香港の合作という事を考えると、上位5作品中純粋な外国映画は1位の「Rogue One」という中国映画主流の展開になっています。これは中国が国を挙げての映画産業の活性化をしているということと、現在中国政府は1年間に公開を許す外国映画の制限があるという事が関係していると思います。その他ハリウッド大作といっても中国政府が問題ありと判断されたものに対しては上映がされなかったりするものもあるので、日本とはその国産映画の活性化も大きく内容が異なるようです。とはいっても以前よりも遙かに中国映画が元気になったのも確かです。中国は現在世界第2位の映画市場と言われていて、1位のアメリカをも抜きそうだと言われています。

 

1(-) Rogue One: A Star Wars Story

2(3) 情圣

3(2) The Great Wall

4(1) 铁道飞虎

5(4) 摆渡人

 

日本の第1週目は次のようになりました。シリーズ第6弾となる「バイオハザード:ザ・ファイナル」が2週連続No.1となっていましたが、2017年の第1週では公開4週目の「妖怪ウォッチ3」が1位に返り咲くという結果になっています。ただ上位は結構な僅差になっていて、日本がランキングの指標としている観客動員数では「妖怪ウォッチ3」が1位ですが、興行収入では「バイオハザード」が1位でした。すごいのは「君の名は。」で、トータル興行収入が229億円を突破。歴代興行収入第3位の「アナと雪の女王」の254億円が見えてきました。

 

1(5) 映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!

2(1) バイオハザード:ザ・ファイナル

3(3) 君の名は。

4(2) ローグ・ワン

5(4) ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

キャプチャー・ザ・フラッグ 月への大冒険!

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2015年8月28日〜30日付 スペイン興行成績第1位 146万ユーロ。

 

ここから2週連続No.1ヒットとなったスペインのアニメによるSFアドベンチャー・コメディ『Capture the Flag』です。製作はLightbox Entertainmentでプロデュースは4 Cats Picture、配給はパラマウントです。劇場では3D公開されました。2016年のゴヤ賞では最優秀アニメ映画賞を受賞しています。スペイン映画で最初スペインで公開されましたが、この映画は元々英語で製作されていて、その後スペイン語/カタロニア語で吹き替えが製作されました。

 

12歳の男の子マイクはNASAの宇宙飛行士のお父さんとおじいさんを持っています。彼は友だちのエイミーとマーティと一緒にキャプチャー・ザ・フラッグ(旗を取るゲーム)をしていますが、いつもいいところで負けていました。家庭では彼はおじいさんとほとんど会った事がありません。おじいさんのフランクはかつて月に行く予定の宇宙飛行士だったのですが、その目前になってメンバーを外され、その後家を去ってしまったのでした。そんな時、億万長者のリチャード・カーソンがテレビで月に行く計画を発表します。彼のお爺さんの長年の夢を叶えようというのです。さらにNASAが月に行ったのはでっち上げだと発表。自分が最初に月に降り立つ人類だと公言したのでした。アメリカの大統領はこれを憂慮。本当に月に行った事を証明するために、再びアポロ計画を始めます。アポロ11号計画のメンバーが招集され、当初フランクは参加しないと言っていたのですが、マイクは直にフランクのいる施設に行って彼にお父さんとおじいさんの写真を渡したのでした。月に行くメンバーに選ばれたマイクのお父さんの元に、おじいさんのフランクがやってきて、ともに月に行く訓練を始める事になります。しかし秘密の真の理由を持っているカーソンはNASAが月に行っては困るのです。そこで妨害工作を行います。それにより足を負傷してしまったお父さんは月へのメンバーから外され、再び家族が大きく揺れてしまうのでした。その時友だちの一言から、自分が代わりに月に行くことを思いつきます。

 

オープニングがパラマウントのロゴでスタートするので知らなかったらアメリカ映画かなと思えるほどアメリカ的な映画でした。NASAがメインですし、アメリカ大統領も出てきますから。絵柄としては普通のCGアニメ。ただ物語はなかなかツボを押さえてあって楽しめます。ファミリー向けだけに悲しい展開になりそうな場面もそうはなりませんし、安心して見られます。これちょっとどうかな?と思えるシーン(例えば月でのチェイスなど)も多々ありますが、それはアニメですから。家族の絆はなによりも強い、というテーマを持った、子供に見せた映画なのかな、と思います。

 

監督はEnrique Gato、声の出演はRichard Carsonに英語版はSam Fink、スペイン語はDani Rovira、Mike Goldwingに英語版はLorraine Pilkington、スペイン語版はCarme Calvell、Amy Gonzálezに英語版はPhillippa Alexander、スペイン語版にMichelle Jennerです。

人生スイッチ

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2014年8月21日〜24日付 アルゼンチン興行成績第1位 1974万ペソ。

 

ここから9週連続のNo.1、2014年度の年間興行成績でも「アナと雪の女王」を抑えて第1位を記録したアルゼンチンのブラック・コメディ『Relatos salvajes』です。オープニング興行成績も2014年度最高でした。なおウルグアイでも7週連続No.1を記録しましたが、その他のラテンの国々ではそれほどのヒットとはなっていないことからも、内容的に特殊な感じを受けます。物語は複数の短編によるオムニバスで、物語間の関連性はありません。6つの物語のタイトルは「Pasternak」「Las ratas」「El más fuerte」「Bombita」「La propuesta」「Hasta que la muerte nos separe」です。公開終了時点で史上最高の観客動員数を記録したアルゼンチン映画です。

 

「おかえし」

旅客機が空港を飛び立ちました。イザベルは隣の席に座る音楽評論家のサルガドと気軽に話をします。モデルをしているイザベルの元カレがなんと以前サルガドがその音楽をこっ酷く批評した青年であることが発覚し、さらに後方の席にはその元カレの元教師が名乗りでます。さらに元仕事先の男性もいたのです。

「おもてなし」

雨の夜、客が1人もいないカフェに1人の男がやってきます。その男の接客をしたウェイトレスはその男を見た途端、怒りに身を震わせます。彼はウェイトレスの故郷にいた男で、彼女の親の仇でもあったのです。

「パンク」

新車に乗っているディエゴは人里離れた草原の中を車で快走しています。前方にノロノロ運転をしているトラックがいますが、その車を追い越そうとすると意地悪をして前に出させてくれません。強引に抜いて捨て台詞を吐いて先を進みますが、ディエゴの車はパンクしてしまいます。タイヤ交換なんてしたことのない彼は困ってしまいますが、そこに先ほどのトラックがやってきます。

「ヒーローになるために」

ビル爆破解体職人のシモンは娘の誕生パーティのためのケーキを買いにお店に立ち寄りますが、そこで駐車していた車をレッカーされてしまいます。駐車違反の黄色い歩道ではなかったと主張しても聞き入れてくれません。彼はこの理不尽な駐車違反に断固立ち向かいます。

「愚息」

息子が慌てふためいて夜中家に帰ってきます。妊婦を車で轢いてしまい、そのまま怖くて逃げてきたのだそうです。テレビでその妊婦が亡くなった事が報道され、事態は深刻になりました。息子を刑務所に入れさせたくないお父さんのマウリシオは弁護士を呼び、身代わりとして家の使用人に多額のお金と引き換えにして依頼します。

「Happy Wedding」

花嫁のロミーナと花婿のアリエルの結婚式は幸せの絶頂にありました。ところが式の最中来賓の1人の女性と親し気に話しているアリエルを目撃したロミーナは、以前音楽の先生からだといっていた電話番号を思い出します。女の直感でその電話番号を記録していた彼女はその場でその電話番号にかけてみます。すると案の定、目の前の女性に掛かったのでした。

 

とにかく全編ブラック。ブラックコメディと銘打ってはいますが、コメディの要素がほとんど感じられないくらいブラックです。冒頭の飛行機のお話でも、乗客全てが1人の男性と関係があり、その男性を悪い状況にした人々だという事が判明した途端、飛行機は大きく高度を変えて墜落体制に入り、地面に向かって直進…そこからタイトルが出る、という冒頭から唖然とするような展開で始まります。そして面白いのは出演者や製作者のクレジットにはそれに対応した野生動物が映し出されるという趣向。すべてのお話が、実際にありそうな出来事を出発点にして、それがどんどん悪い方向に進んでいくという、さらにその展開が思っている方向にはなかなか進まないという意外性もある感じになっていて、結構面白かったです。悪くなっていく方向も強引さは感じず、結構自然な風でよかったのですが、アルゼンチンで2014年度の年間興行成績第1位、という大ヒットとなった映画としてはあまり華が感じられないようにも思いました。どうもその背景にはアルゼンチンの経済停滞による貧困層の裕福層への不満などが影響を及ぼしているようなところもあるみたいで、そうしてみると各話のラストはスカッとすると思えなくもないですね。

 

監督はDamián Szifron、出演はウェイトレスにJulieta Zylberberg、DiegoにLeonardo Sbaraglia、SimónにRicardo Darín、MauricioにOscar Martínez、RominaにÉrica Rivasです。

1922年を舞台にしたギリシャの愛の物語 『I Roza Tis Smirnis』

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2016年12月22日〜25日付のギリシャ興行成績で第1位になったのは、1922年を舞台に繰り広げられる愛の物語『Η Ρόζα της Σμύρνης』です。同じくこの週末に公開された「Moana」と公開2週目の「Rogue One」の2倍以上の興行成績での1位です。しかも観客動員数は第1週目の「Rogue One」よりも上という大ヒットでした。

 

1922年、裕福な家庭の令嬢ローザは結婚しました。1987年のアテネではローザは孫娘のマリアンヌと一緒に住んでいます。ローザは孫娘が運んでくる嫉妬を誰かと分かち合いたいと思います。建築家のディミトリスのコレクターの情熱が、小アジアの海岸より性格に彼女の謎の足取りを追っていきます。古い写真やウェディングドレスは十分に古い愛の物語を撤回し、新たな物語を生み出します。

 

監督はΓιώργος Κορδέλλας、出演はΜαριάνναにΕυγενία Δημητροπούλου、ΡόζαにΛήδα Πρωτοψάλτη、ΔημήτρηςにΤάσος Νούσιας、IsmaelにYilmaz Gruda、ΡίταにΓιούλικα Σκαφιδάです。

2016年度 ア・ナイト・オブ・ホラー映画祭 結果発表

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2016年11月24日〜12月4日にかけてオーストラリアのシドニーで行われたア・ナイト・オブ・ホラー映画祭の結果が発表されました。この映画祭はシドニーのデンディ・シネマズ・ニュータウンで開催される、その名の通りホラー、SF、スリラー、ファンタジーを中心とする映画祭で、今年は記念すべき10周年を迎えました。目的はオーストラリアや海外のホラージャンルで働くインデペンデンス系の映画製作者の仕事の促進です。2016年は昨年同様ファンタスティック・プラネット映画祭との共同開催となりました。

 

シドニーはオーストラリア南東部にある町で、オーストラリア最大の人口を誇ります。海のそばにあるオペラハウスなどが有名で、世界で最も美しい町のひとつとされています。オーストラリアの首都はキャンベラですが、実質的にはシドニーの方が経済も文化もその規模は上です。首都のキャンベラはその人口が国内8位(ちなみに2位はメルボルン、3位はブリスベンです)と、日本では不思議な感じがします。

 

2016年度の出品作品は次の通りです。

 

長編部門

Peelers / We Are Not Alone / Paranomal Drive / Smoke and Mirrors: The Tom Savini Story / The Autopsy of Jane Doe / Gehenna: Where Death Lives / Death Bullet / Bornless Ones / Teleios / Gelo / Parasites / Somnio / Tonight She Comes / Tax Shelter Terrors / Scanners / Found Footage 3D / The Night of the Virgin / Orion / Neil Stryker and the Tyrant of Time / She's Allergic to Cats / Plank Face / The Second Coming: Volume 2 / The Greasy Strangler

短編部門

Firbre en la disco / The Man From Death / Ruckkehr / Amo / Might / Routine / Stick to Your Gun / Resurgent / 2BR02B: To Be or Naught to Be / Maria Fernanda in Time / The Fisherman's Wife / Erebos / Broken Swords / Zerch / The Terrible Typewriter / The Transition of Juan Romero / I Am the Doorway / Heir / H. P. Lovecraft's The Beast in the Cave / The Call of Charlie / How Deep Can I Go / Surge / The Woodcutter / Secretions / Love Me Tender / It Lurks in the Bath! / Moth / Max / Satanic Rights of Drugula / Scratch / Black Saturnus / Little Boy Blue / Blood and Steel / Bork / The Man Who Caught a Mermaid / UrZin The Seeker - A Mystics Journey / Sunflowe Sings / Star Child / Double-Blind No.1 / Doctor Madden / Stormtroopers / Franky Fingers and the Apartment Upstairs / Trove / Who's Afraid of the Dark / The Disappearance of Willie Bingham / Time Benders / Singularity / Skinny Days - Alright Right Now / Ink / Trunk Space / No Caller I.D. / The Sunken Convent / iMedium / #Murderselfie / Kookie / When Susurrus Stirs / The Scared One / The Deal / Still /

 

そして各賞の勝者は次のようになりました。

 

最優秀作品賞        Tonight She Comes

最優秀外国語作品賞     La Noche del Virgen

最優秀男優賞        Javier Badalo "La Noche del Virgen"

最優秀女優賞        Mirian Martin "La Noche del Virgen"

最優秀監督賞        Scott Schirmer "Plank Face"

ディレクターズチョイス   Tax Shelter Terrors

インデペンデントスピリッツ Peelers

最優秀短編作品賞      No Caller I.D.

最優秀ラブクラフト賞    Heir

最優秀オーストラリア短編賞 Moth

 

最優秀作品賞に選ばれた『Tonight She Comes』は、女の子が行方不明になった後、女の子の2人の友達と謎めいたストレンジャーは彼女がいなくなった森の中のキャビンに近づきます。彼らは笑い、お酒を飲み、キスをして、セックスをし、そして全員死ななければなりません、というアメリカのお話。

最優秀外国語作品賞、最優秀男優賞、最優秀女優賞に選ばれた『La Noche del Virgen』は、大晦日の夜、絶望的な孤独な青年は魅力的な年上の女性のいるアパートメントに戻ってきて彼女に魅了されました。彼は喜びの夜の中にいると考えます。おそらくは彼の人生の中でも。彼は半分は正しかったのです。なぜならこの夜がもたらすものを経験したのち、彼は決して同じ事をしようとはしないだろうからです、というスペインのお話。

最優秀監督賞に選ばれた『Plank Face』は、男は深い森の木の上に住む人食い人種の野生の家族に捕らえられます。彼らは男を自分たちの種族の1人にしようと考えます。彼らは男の心の防御を突破して、彼らの仲間とさせることができるでしょうか、というアメリカのお話。

ディレクターズチョイスに選ばれた『Tax Shelter Terrors』は、70年代から80年代にかけてのカナダのホラーやSFの黄金時代を探るカナダのドキュメンタリー。

インデペンデントスピリッツに選ばれた『Peelers』は、小さな町のストリップ・クラブのオーナーは彼女のお店、ストリッパーたち、そして彼女自身の命を守らなければなりません。暴力的な感染した常連客たちが最後のクロージンクナイトに現れ、お店は地獄絵図となります、というカナダのお話。

最優秀短編作品賞に選ばれた『No Caller I.D.』は、若い女性はその夜謎の呼び出しを受けます。幾つかの奇妙な出現ののち、彼女は1人ではなく、重大な危機に瀕している事を知ります、という9分のお話。

最優秀ラブクラフト賞に選ばれた『Heir』は、同じ趣味を持つ見知らぬ人とオンラインで接続したのち、ゴードンと小さな息子ポールは秘密の情熱を楽しむ為の不運な旅に乗り出します、という14分のお話。

最優秀オーストラリア短編賞に選ばれた『Moth』は、辛くて惨めな男と堕天使は彼らの苦境を考えます、という15分のお話。

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