女性専門のセラピストの彼女に降りかかる問題とは 『How to Break Up with Your douchebag』

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2017年10月13日〜15日付のメキシコ興行成績で第1位になったのは、カップルを別れさせる仕事を生計としている女性専用のセラピストの女性が、自分の妹とその彼氏を別れさせようとするメキシコのコメディ『Cómo cortar a tu patán』です。この週末メキシコでは「Flatliners」やコロンビアやチリなどで1位になっている「Condorito: La Película」も公開されていますが、それらを抑えての第1位でした。

 

女性が破壊的な関係で終わるのを防ぐのに特化した女性専用のセラピストのアマンダは男性と色々な係わり合いから離れて暮らしています。彼女は自分の仕事に集中し、自分の妹ナタリーを守ろうと務めています。ある時彼女は自分のキャリアの中で最大の難問にぶつかります。自分の妹が無知で下品な男に恋愛している事を知ったのでした。そこで妹の彼氏Pepeを彼女から切る事を決意します。自分の毛嫌いするタイプとの対決はこれまで係わり合いをもたないようにしていた彼女の生活とは異なります。アマンダはこれまでとても孤独な生活を送っていました。しかし彼女の前にレオが現れたとき、それが変わります。これは愛を見つけるチャンスです。

 

監督はGabriela Tagliavini、出演はAmandaにMariana Treviño、NataliaにCamila Sodi、PepeにSebastián Zurita、LeoにChristopher Uckermanです。

2017年10月20日〜22日付 全米映画興行成績 Top 5

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2017年10月20日〜22日付の全米映画興行成績 Top 5です。

 

今週末全国規模で公開された新作は3本。その中で最大規模の3246館で公開されたのは、ジェラルド・バトラー主演のディザスター・ムービー『Geostorm』でした。製作費1億2000万ドルの大作で、気象をコントロールするようになった未来における機械の誤作動による災害を描くお話。ところが週末の興行成績が1330万ドルとかなり低く、今週末ランキングではなんと2位になってしまいました。1位になったのは黒人文化や黒人社会問題を扱い、アメリカの黒人女性層から絶大な支持を誇るタイラー・ペリーの新作『Tyler Perry's Boo 2! A Madea Halloween』です。2388館と『Geostorm』より850館も少ない上映館数で2165万ドルを記録しての1位です。こちらの製作費が2500万ドル、なんと5分の1程度の製作費でアベレージが2倍以上という、興行収入の数字以上の差をつけての圧勝でした。タイラー・ペリーという人は監督・プロデューサー、脚本家・俳優・劇作家とマルチな才能を持っていて、とくに型破りなおばあちゃんを演じる(男性のタイラー自身が演じます)Madeaシリーズは大ヒットとなります。このシリーズは2005年の「Tyler Perry's Diary of a Mad Black Woman」からスタートして今回が8作目のシリーズです。この1作目からの興行成績は1位→1位→1位→2位→4位→3位→1位→1位と一時期落ち気味でしたが盛り返しました。それでもオープニング記録は前作の2850万ドルよりも下回っていますし、12年前の1作目と同じ程度の数字なので大ヒットという訳ではないようですが、2位の『Geostorm』がコケたという感じでしょうか。でも海外ではほとんど公開されないアメリカオンリー気味な「Madea」に対し、『Geostorm』の方は全体の興行収入の80%近くを海外で稼いでいて現在6300万ドルになっているので、アメリカ以外の国での成績に期待です。

もう1本2577館で上映されたのは、2013年のアメリカ南部アリゾナ州で発生した大規模な山火事の消火活動にあたり、19人の消防士の犠牲をだした実際の出来事を基にした『Only the Brave』。この山火事ではホットショットと呼ばれるエリート消防士20名の部隊が出動しましたが、1人を除く19名が死亡という痛ましい結果となりました。

 

1(-) Tyler Perry's Boo 2! A Madea Halloween 2165万ドル

2(-) Geostorm 1330万ドル

3(1) Happy Death Day 940万ドル

4(2) Blade Runner 2049 715万ドル

5(-) Only The Brave 600万ドル

 

さて来週ですが、全国規模での公開を予定している新作は3本。その中で最大規模の2700館を予定しているのはソウシリーズの最新作で第8弾となる『Jigsaw』。今回は殺人鬼ジグソウが死んで10年以上が経過したところから始まります。2010年の「Saw 3D」がシリーズ最終作となっていたんですが、今回ナンバリング作品ではなく、タイトルを変えて復活です。2000館で公開を予定している『Suburbicon』はジョージ・クルーニー監督・主演マット・デイモンによるクライム・コメディ。同じく2000館で予定されている『Thank You for Your Service』は、帰還兵はなぜ自殺をするのかをもとにした戦争ドラマ。帰還兵の戦地での体験のトラウマに苦悩する様子が描かれます。わたしの期待はやっぱり『Jigsaw』。ソウシリーズはホラー映画史上大きなポイントとなったので、この新作にも期待したいと思います。

7日以内に彼女との関係を修復するにはどうすればいいのでしょうか? 『Kaip susigrazinti ja per 7 dienas』

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2017年10月13日〜15日付のリトアニア興行成績で第1位になったのは、壊れてしまった彼女との関係を7日間以内に修復しようとする男性を描くリトアニアのロマンティック・コメディ『Kaip susigrąžinti ją per 7 dienas』です。今週末リトアニア国内最大規模での上映で、先週1位だった「Blade Runner 2049」を大きく引き離しての1位でした。このオープニングは今年6番目、リトアニア映画としては1月に公開された「Zero 3」に次ぐ2番目の記録です。記者会見で監督はこの映画は当初2時間以上もあったものの、それを90分にカット、いくつかのカットシーンには興味深い話があったものの映画には大きな損害は与えていないとコメントしています。

 

スタンドアップコメディアンのBenasはAtėneと恋人同士です。2人は素晴らしいカップルです。ロマンティストのBenasはロマンティックなディナーをAtėneのために演出、しかし彼女はBenasに別れ話を持ち出し彼を残して立ち去ってしまいます。Benasは近います。7日以内に彼女の愛を取り戻す事を。でもAtėneは彼の元に戻る気はありません。歌手になる夢を持つAtėnėはBenasと別れた後素敵な男性で男らしい歯科医のSaulius Burbaと出会います。この強力なライバルの出現に、Benasは親友Rokelįの助けを求めます。

 

監督はAndrius Žiurauskas、出演はBenasにJustinas Jankevičius、AtėneにElžbieta Latėnaitė、Saulius BurbaにDainius Kazlauskas、RokelįにAinis Storpirštisです。

キツツキがキャラクターの懐かしアニメが登場 『Woody Woodpecker』

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2017年10月13日〜15日付のブラジル興行成績で第1位になったのは、1940年にスタートしたキツツキが主人公のアニメWoody Woodpeckerの映画版『Pica-Pau: O Filme』です。もともとアメリカのアニメでこの2017年の映画版もアメリカとカナダの合作ですが、製作国では劇場公開されず、当初からブラジル市場に合わせての製作だったようです。アメリカでの公開の予定は低いようで、その理由のひとつは製作を主導していたユニバーサル1440エンターテインメントという会社がユニバーサルのホーム・エンターテインメント・ディビジョンを主に製作していること、もうひとつは監督のAlez Zammの劇場公開作品の最後が1998年の「Chairman of the Board」で、それ以降はダイレクト・トゥ・ビデオ(劇場公開されずにいきなりソフトとして発売されるものです)の常連である事です。尚、映画はブラジルのポルトガル語で吹き替えされていますが、オリジナルの英語版吹き替えの存在は不明です。

 

大企業の弁護士であるランス・ウォルターは環境保護のための声明を発表しそれが原因で解雇されます。そこで彼はカナダとの国境付近の自然に囲まれた場所に家を建てることにしました。彼は婚約者のバネッサと一緒に出発。しかしそこの森の中にはキツツキのウッディ・ウッドペッカーがいたのでした。ウッディは自分の場所に家を建てようとするランスたちを追い出そうとし、ここに縄張り争いの熾烈な戦いが繰り広げられます。

 

監督はAlex Zamm、声の出演はPica-PauにEric Bauza、VanessaにThaila Ayala、Lance WaltersにTimothy Omundson、Tommy WaltersにGraham Verchereです。

2017年度 ブルックリン・ホラー映画祭 結果発表

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2017年10月12日〜15日にかけてアメリカのニューヨーク、ブルックリンで行われたブルックリン・ホラー映画祭の結果が発表されました。2016年からスタートした映画祭で今年で2回目という新しい映画祭です。2回目という事でその目標は第1回を越えるというものでしたが、どうやらそれは叶わなかったようです。ただ規模としては去年よりもより大きくはなっているようです。複数の映画館を利用して行われていて、日数は4日間ですが上映される映画は結構多いです。

ブルックリンはアメリカのニューヨーク州ニューヨーク市に置かれた5つの行政区のひとつでブルックリン区と呼ばれます。イースト川、ニューヨーク港、大西洋に囲まれていて、クイーンズ区に接しています。ここは5つの区の中で最も人口が多く、ここを区ではなくて市とみなすと、ブルックリンはアメリカでロサンゼルス市、シカゴ市に次いで3番目に人口の多い市となるそうです。

 

それでは2017年に出品された映画をご紹介します。

 

長編部門

1974 / Clementina / Cold Hell / Fashionista / The Forest of Lost Souls / Game of Death / Get My Gun / Hagazussa - A Heathen's Curse / To Hell and Back: The Kane Hodder Story / Housewife / I Remember You / Inheritance / Mayhem / Mexico Barbaro II / Rift / Salvation / Sequence Break / The Book of Birdie / The Crescent / The Shiver of the Vampires / Tragedy Girls / Veronica / Victor Crowley / Friday the 13th 1~4

 

短編部門

Amy / Bestia / Birthday / Cover Up / Don't Open Your Eyes / Earworm / Feeding Time / Fluffernutter / For a Good Time Call / Frederik Remembers / Great Choice / iMedium / In Here / Ink / A Mother of Monsters / A Nightmare Wakes / Others Like You / Razor / Ruby / Scorch / Slapface / Taste / A Taste for It / The Baby's Crying / The Servant / Are You Wild Like Me? / Beware, The Beast I Worship

 

そして各賞の勝者は次のようになりました。長編のみご紹介します。

 

長編部門

最優秀作品賞 Tragedy Girls

最優秀監督賞 Jose Pedro Lopes "The Forest of Lost Souls"

最優秀音楽賞 Game of Death

最優秀女優賞 Brianna Hildebrand & Alexandra Shipp "Tragedy Girls"

最優秀男優賞 Steven Yuen "Mayhem"

最優秀脚本賞 Tragedy Girls

最優秀撮影賞 The Book of Birdie

最優秀編集賞 Fashionista

最優秀効果賞 Game of Death

観客賞    1974

 

最優秀作品賞・最優秀女優賞・最優秀脚本賞に選ばれた『Tragedy Girls』は、高校の先輩マケイラとサディは犯罪に関するソーシャルメディアのプレゼンスに取り付かれています。彼女たちの殺人への関心は机の上での勉強よりも体験学習のほうに強いです。お互いに有益なパートナーシップを形成するためにシリアルキラーを捕まえ、彼女たちの小さな町での残忍な殺害の中で彼女たちの知名度は上がります、というアメリカのお話。

最優秀監督賞に選ばれた『The Forest of Lost Souls』は、自殺を考えている悲観に暮れた老人と若い女性が、多くの人々が自身の人生を終わらせる(自殺の名所)森の中で出会いました。2人は一緒に失われた魂の森を探索します。2人は議論を重ねながら自殺するのに一番いい場所を探していました。自分を殺す為の最善の方法とは何でしょうか? 自殺の先延ばしはお互いの事、そしてそれぞれの死にたいと望む理由を知ることになります。しかし彼らが最後の時間を一緒に過ごすにつれて、2人の内の1人は自身がいっているような人物ではない事が明らかになってきます、というポルトガルのお話。

最優秀音楽賞・最優秀効果賞に選ばれた『Game of Death』は、7人の普通の若い友人たちはある晴れた日一緒に遊びます。そこでゲーム・オブ・デスというボードのゲームをプレイするのですが、しかし彼らは知ることになります。そのゲームのためにもし人間を殺さなかったら自身の頭が爆発してしまう事になったことを。そのため彼らは町で出会った人たちを次々の殺していきます、というフランスとカナダとアメリカの合作。

最優秀男優賞に選ばれた『Mayhem』は、実際には彼の所為ではない理由で法律事務所を解雇された若い弁護士のデレク。彼のパートナーたちは、感染したものはすべてのコントロールを失い暴力的になってしまうID7 virusに感染した殺人者を告訴していて感染してしまいます。ビルは隔離され、中の従業員たちは殺人マニアと化してしまいます、というアメリカのお話。

最優秀撮影賞に選ばれた『The Book of Birdie』は、バーディは無邪気で壊れ易い想像力豊かな女の子で修道院で暮しています。神聖なビジョンが彼女を呼び、地上の快楽は彼女を誘惑します。かつてない陶酔感は彼女を奇妙で不思議な運命に導いてきます、というイギリスのお話。

最優秀編集賞に選ばれた『Fashionista』は、エイプリルは服が大好きです。しかしそれ以上に彼女はエリックを愛しています。エイプリルはエリックと一緒にテキサスでビンテージストアのお店を持っています。2人の生活はビンテージの服と一緒に垂木の家でのどかに過ごします。エリックは新しいお店をオープンするという夢を持っていますが、エイプリルはそのアイデアに確信できません。しかしエリックが新入社員のシェリーに近づき、エイプリルの嫉妬と妄想がコントロールできなくなります、というアメリカのお話。

観客賞に選ばれた『1974』は、AltairとManuelの新婚夫婦は、一緒に新しい生活を始める準備ができています。そして彼らの幸福を記録する事にしました。Manuelは結婚してからの幸せをスーパー8ミリカメラに記録し始めます。しかし急にAltairの態度が変わり、彼女は神と話す事ができると主張し始めました。そしてベッドルームに黒いレンガのドアを作り始めるのです。それからAltairとManuelは行方不明になり、その後には8ミリのテープだけが残されていました、というメキシコのお話。

2017年度 ファンタスティック・フェスト結果発表

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2017年9月21日〜28日にかけてアメリカのオースティンで行われたファンタスティック・フェストの結果が発表されました。この映画祭は2005年に設立されて今年で13回目を迎えます。ホラー、SF、ファンタジー、アクション、アジア、カルトといったジャンルの映画に焦点を当て、8日間に渡って上映されます。アメリカのテキサス州オースティンは州中央にある町で、1839年にテキサス共和国の首都として置かれてから一度も遷都していません。ここはIT産業が盛んで、サムスン電子の他デルやインテルなどの企業が拠点を置いています。この全米最大規模とも言われる映画祭、当然出品される映画の本数も多いですが、設定されている賞も多いです。観客賞の他にジャンル的に賞が分かれていて、ファンタスティック長編映画賞やホラー長編映画賞、コメディ長編映画賞、スリラー長編映画賞とかなり細かく設定されています。観客賞に注目してみると、2016年は「Bad Black」、2015年は「Green Room」、2014年は「かぐや姫の物語」が受賞しています。

 

さて2017年度の出品作品は次の通りでした。長編のみご紹介します。

 

1% / 1922 / 3ft Ball & Souls / 78/52 / All You Can Eat Buddha / Anna and the Apocalypse / Anyab / Applecart / Baasha / Bad Genius / Bat Pussy - Presented by Agfa and Something Weird / Before We Vanish / Black Spot / Blade of the Immortal / Blue My Mind / Bodied / Brawl in Cell Block 99 / Brimstone & Glory / Cold Hell / The Cured / Dan Dream / Darkland / Downsizing / The Endless / Firstborn / Five Fingers for Marseilles / Gemini / Generation B / Gerald's Game / Gilbert / Good Manners / Hagazussa - A Heathen's Curse / Haunters: The Art of the Scare / Ichi The Killer: The Digitally Restored Director's Cut / Jailbreak / Junk Head / Jupiter's Moon / Juvenile / Killing of a Sacred Deer / King Cohen / Les Affames / Let the Corpses Tan / Letterkenny / The Line / Love and Saucers / Maniac Cop 2 W/ Special Guests / Mary and the Witch's Flower / Maus / The Merciless / Mom and Dad / Mon Mon Mon Monsters / My Friend Dahmer / Lost Girls Book Launch: The Nude Vampire / The Originals / Pin Cushion / The Prince of Nothingwood / Professor Marston & The Wonder Women / Rabbit / Radius / Revenge / Rift / Ron Goossens: Low-Budget Stuntman / Salyut-7 / See You Up There / The Square / Super Dark Times / Tabula Rasa / Thelma / Thoroughbreds / Tiger Girl / Tigers Are Not Afraid / Top Knot Detective / Under the Tree / V.I.P. / Vampire Clay / Vidar the Vampire / Wheelman / Wizard / World of Tomorrow Episode Two

 

そして各賞の勝者は次のようになりました。長編の主なものをご紹介します。

 

観客賞

第1位 Bodied

第2位 Gilbert

第3位 World of Tomorrow Episode Two

ニューウェイブ部門

最優秀作品賞 Hagazussa - A Heathen's Curse

最優秀監督賞 Junk Head

ファンタスティック部門

最優秀作品賞 My Friend Dahmer

最優秀監督賞 Jupiter's Moon

ホラー部門

最優秀作品賞 The Cured

最優秀監督賞 Tigers Are Not Afraid

コメディ部門

最優秀作品賞 The Square

最優秀監督賞 Under the Tree

スリラー部門

最優秀作品賞 Bad Genius

最優秀監督賞 V.I.P.

 

観客賞の第1位に選ばれた『Bodied』は、白人の大学院生が論文のためにラップバトルの世界に巻き込まれていくという、アメリカのお話。アダムは大学院生です。彼が論文に選んだのはバトルラップの世界でした。偶然の出会いが彼を園世界に引きずり込み、彼がこれまで決してその存在を知る事の無かった野蛮な世界を発見する事になります。

第2位に選ばれた『Gilbert』は、コメディアンGilbert Gottfriedの人生とキャリアに焦点を当てたアメリカのドキュメンタリー。

第3位に選ばれた『World of Tomorrow Episode Two』は、

ニューウェイブ部門の最優秀作品賞に選ばれた『Hagazussa - A Heathen's Curse』は、

最優秀監督賞に選ばれた『Junk Head』は、環境破壊やウィルスによって10分の1の人口となった未来。しかし遺伝子組み換えの技術によって人々は不死の体となりました。しかしその代わり生殖機能を失ってしまいます。ある時以前生み出したクローンに生殖機能の可能性を発見します、という日本のコマ撮りのアニメ。

ファンタスティック部門の最優秀作品賞に選ばれた『My Friend Dahmer』は、両親が離婚している寂しいジェフリーという男の子のお話。彼のお父さんは彼が陥った落とし穴を避けるために彼の趣味を強制的に変えさせようとしています。彼の友人たちは彼にあえて恥かしい事をさせるためにだけつるんでいます。ジェフリーはコミュニケーションが取れない事によって、その感情や欲望は相反するもので満ち満ちています、というアメリカのお話。

最優秀監督賞に選ばれた『Jupiter's Moon』は、Aryanは撃たれた後空中に浮く力を持つようになった難民です。彼は不祥事を起こして堕落した医師Sternにとって完璧なフォイルです。2人が出会ってすぐ、SternはAryanを見てお金を稼ぐために彼を悪用する事を思いつきます。一方AryanはSternの中にこれまでの他の人たちとの関係では見出せなかった希望を見つけます、というハンガリーのお話。

ホラー部門の最優秀作品賞に選ばれた『The Cured』は、ゾンビのウィルスが世界を襲いますが、その終焉は治療法が発見されたときに回避されます。そしてかつては人肉に飢えたゾンビたちは生きた人間に戻りました。かつてゾンビとしてこの治療を受けた人たちは社会に復帰します。とある人物も義理の妹の家に帰ってきました。壊滅的なある秘密を抱えたまま、というアイルランドのお話。

最優秀監督賞に選ばれた『Tigers Are Not Afraid』は、お母さんが突然失踪して誰も面倒を見てくれる人のいなくなったとき、若いEstrellaはストリートの子供のギャングの一味に加わります、という危険と悲劇の連鎖を描くメキシコのお話。

コメディ部門の最優秀作品賞に選ばれた『The Square』は、スウェーデンの君主制の廃止の余波で、ストックホルム宮殿は美術館に変わりました。クリスチャンは美術館の学芸員ですが、彼の携帯電話が盗まれた時彼の進歩的な世界観が揺るぎます、というスウェーデンの風刺ドラマ。

最優秀監督賞に選ばれた『Under the Tree』は、AgnesはAtliを捨て、彼女は2人の娘Ásaにもう会って欲しくないと望んでいます。Atliは彼の両親の元に移動しますが、両親は隣の家のデッキに影を落とす大きな美しい木を巡る争いに関与していました。Atliが娘と会う権利のために戦ってるとき隣人との紛争が激化、所有地はダメージを受け、ペットは謎の失踪を遂げます。セキュリティカメラが設置され、隣人がチェーンソーを手にしている所を見たという噂まで飛び出します、というアイスランドのお話。

スリラー部門の最優秀作品賞に選ばれた『Bad Genius』は、多くの若い人たちにとって期末試験はストレスと不安の悪夢です。あまり華々しくないリンの複雑な数学に対する巧みなわざはみんなの知るところとなりました。リンは数学で高得点を取る事ができます。それは家族のため?お金のため? 彼女は困っている友人を助けますが、それが彼女が代理試験をするクライアントを増やす事になってしまいます、というタイのお話。

最優秀監督賞に選ばれた『V.I.P.』は、北朝鮮の最高幹部の息子イ・ジョンソクはお父さんの権力を利用して殺人をしまくります。しかしお父さんが失脚して彼は韓国に逃亡します、という韓国のお話。

今ヨーロッパを中心にヒットしている「スノーマン」とは?

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2017年の10月第3週目の週末にヨーロッパの各国で大ヒットしている「スノーマン」に注目したいと思います。チェコ、ノルウェー、ギリシャ、デンマーク、ハンガリーといった国でNo.1ヒットとなっているこの映画、ノルウェーの作家でミュージシャンのJo Nesbøが2007年に発表した小説「Snømannen」が原作となっています。この小説はオスロの警察官Harry Holeを主人公とするシリーズの7作目です。1997年の「Flaggermusmannen」を第1作目に、1998年「Kakerlakkene」、2000年「Rødstrupe」、2002年「Sorgenfri」、2003年「Marekors」、2005年「Frelseren」、2007年がこの作品で、2009年「Panserhjerte」、2011年「Gjenferd」、2013年「Politi」、2017年「Tørst」となっています。今回の映画版はイギリスがメインで製作したようです。

 

エリートの犯罪捜査班のリーダー刑事であるハリー・ホールがその冬の最初の積もった雪の中失踪者の調査を行っていた時、とらえどころのない「スノーマン」と名付けられた連続殺人犯が再び活動を始めたかもしれないことに恐れを抱きます。聡明な新米刑事ブラットの助けを借りて、彼は数十年前の冬の事件と今回の事件を関連を見つける必要があります。

 

監督はTomas Alfredson、出演はHarry HoleにMichael Fassbender、Katrine BrattにRebecca Ferguson、Rakel FauskeにCharlotte Gainsbourg、Gert RaftoにVal Kilmer、Arve StøpにJ. K. Simmonsです。

2017年10月13日〜15日付 全米映画興行成績 Top 5

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2017年10月13日〜15日付の全米映画興行成績 Top 5です。

 

今週末全国規模で公開された新作は2本。その中で最大規模の3149館で公開されたのは、自身の誕生日に殺されてしまった大学生の女の子。しかしそれから彼女は何度も何度もその殺された誕生日を繰り返す事になるというスラッシャー映画『Happy Death Day』。2650万ドルを記録して、先週から54%ダウンの「Blade Runner 2049」を抜いて1位になりました。今年ホラー映画(広いくくりで)が1位になるのはこれで5本目。監督は「Paranormal Activity: The Masked Ones」「Scouts Guide to the Zombie Apocalypse」のChristopher B. Landonです。もう1本2515館で公開されたのはジャッキー・チェンが娘の仇を討つために爆弾テロの犯人を追う『The Foreigner』。1284万ドルで第3位になっています。

 

スタジオ別ですが、2017年度の新作わずか5本というディズニーがずっと1位をキープしていましたが、2017年度15本というワーナーが物量作戦で1位に代わりました。ただディズニーはそのうち4本が大きくお金のかかるもののため(スター・ウォーズの権利なんかは40億ドルだそうです)、沢山製作できないのかもしれません。ちなみにディズニー4本の製作費は「美女と野獣」が1億6000万ドル、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2」が2億ドル、「パイレーツ・オブ・カリビアン」が2億3000万ドル、「カーズ3」が1億7500万ドル、「ボーン・イン・チャイナ」はディズニーと上海の映画会社の共同制作です。ワーナーは「ワンダーウーマン」が1億4900万ドル、「It」が3500万ドル、「ダンケルク」が1億ドル、「LEGOバットマン」が8000万ドル、「キングコング」が1億8500万ドル、「アナベル」が1500万ドル、「ゴーイング・トゥ・スタイル」が2500万ドルと、全体的に製作費の少ないものが多いです。特にホラーは低予算で大きな興行収入を得られる場合があるので、当たれば美味しいといえます。

 

2017年度の興行成績の方では「Beauty and the Beast」が5億401万ドルで歴代8位の記録。そして「Wonder Woman」が4億1243万ドルで2位に入っています。この記録は2013年から始まったDC Extended Universeシリーズでは最高の興行成績になりました。3位は「Guardians of the Galaxy Vol.2」で3億8981万ドル。こちらも第1作目を上回るヒットになりました。4位は「Spider-Man: Homecoming」で3億3324万ドル。ソニー映画が年間TOP5内に入るのは2012年の「Skyfall」の4位以来となりますが、まだ10月ですのでどのようになるでしょうか。ちなみにその後で見ると2015年の「Spectre」の10位が最高となります。

 

1(-) Happy Death Day 2603万ドル

2(1) Blade Runner 2049 1549万ドル

3(-) The Foreigner 1311万ドル

4(3) It 605万ドル

5(2) The Mountain Between Us 575万ドル

 

さて来週ですが、全国規模での公開を予定している新作は3本。最大規模の3000館以上を予定しているのは、人工衛星によって天候をコントロールできるようになった未来を舞台に、その衛星が暴走し大災害が起こるというディザスターもの『Geostorm』。2400館での公開を予定しているのは志願兵となった第2次世界大戦時を舞台にした日系アメリカ人で構成された第100/442部隊の悲劇を描く『Only The Brave』。そして2250館で予定されているタイラー・ペリーの新作『Tyler Perry's Boo 2! A Madea Halloween』です。ここでは前注目度の高い『Geostorm』がどこまで数字を伸ばすかに注目。

2017年10月6日〜8日付 全米映画興行成績 Top 5

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2017年10月6日〜8日付の全米映画興行成績 Top 5です。

 

今週末全国規模で公開された新作は3本。最大規模の4058館で公開されたのは、1982年の「ブレードランナー」の続編となる『Blade Runner 2049』です。今回の主演はライアン・ゴスリングで、前作のリック・デッカードは再びハリソン・フォードが演じています。この映画は「メトロポリス」という名の続編、「ピュアフォールド」という名の前日譚など幾つかのプロジェクト(そして中止となっています)を経てようやく完成しました。その結果は3275万ドルで1位になりましたが、製作費1億5000万ドルからするとかなり不満な内容のようで、「大失敗により映画興行界に大きな損失」だとか言われています。ただこの「失敗」という見方にも賛否両論のようで、失敗側は観客の層に大きな偏りがあること・163分という上映時間などを挙げています。反論側は海外ではより多くの興行成績を記録している事・出口調査の観客満足度と批評家の評価の高さを挙げています。

続く3088館で公開されたのは、ユタ州の高山地帯に墜落した生存者2人の男女がサバイバルのために助け合ううちにお互い惹かれあうというロマンス・サバイバル・アドベンチャー『The Mountain Between Us』。原作はCharles Martinが2010年に発表した同名小説。1055万ドルを記録して2位に入りましたが、アベレージは「ブレードランナー」の半分にも満たないという結果でした。もう1本2528館で公開されたハズブロが展開している小さな女の子向けのおもちゃマイリトルポニーの映画化(テレビシリーズの映画化と見る事もできます)『My Little Pony: The Movie』です。888万ドルで4位に入りました。

 

1(-) Blade Runner 2049 3275万ドル

2(-) The Mountain Between Us 1055万ドル

3(2) It 997万ドル

4(-) My Little Pony: The movie 888万ドル

5(1) Kingsman: The Golden Circle 867万ドル

 

さて来週ですが、全国規模で公開される新作は2本。3149館での公開を予定しているのは同じ日が毎日繰り返される1993年のヒット作「Groundhog Day」とホラーの代表作「スクリーム」が合体した『Happy Death Day』。もう1本は2515館での公開を予定しているジャッキー・チェンとピアース・ブロスナン共演のアクション・スリラー『The Foreigner』。原作はStephen Leatherの1992年の小説「The Chinaman」です。

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK

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2016年10月21日〜23日付 全米興行成績第2位 2287万ドル。

 

2012年12月に公開された「Jack Reacher」の続編となる「Jack Reacher: Never Go Back」です。原作はリー・チャイルドの小説で、今は流れ者だけどかつてはアメリカ陸軍憲兵隊捜査官のジャック・リーチャーを主人公としたシリーズで、映画の第1作目は原作のシリーズ9作目「アウトロー(One Shot)」でした。今回は第18作目「Never Go Back」が基になっています。ここで原作シリーズを紹介すると、

 

01 Killing Floor     1997/3

02 Die Trying     1998/7

03 Tripwire     1999/7

04 The Visitor (UK)・Running Blind (US)     2000/4

05 Echo Buming     2001/4

06 Without Fail     2002/4

07 Persuader     2003/4

08 The Enemy     2004/4

09 One Shot     2005/4

10 The Hard Way     2006/5

11 Bad Luck and Trouble     2007/4

12 Nothing to Lose     2008/3

13 Gone Tomorrow     2009/4

14 61 Hours     2010/3

15 Worth Dying For     2010/9

16 The Affair     2011/9

17 A Wanted Man     2012/9

18 Never Go Back     2013/9

19 Personal     2014/8

20 Make Me     2015/9

21 Night School     2016/11

22 The Midnight Line     2017/11

 

となっています。

 

人身売買を行っていたグループの逮捕に協力したのち、その捜査でも一緒に仕事をしたスーザン・ターナー少佐と食事でもしようと彼のかつての古巣である陸軍本部にやってきました。しかしターナー少佐の部屋にいたのはサム・モーガン大佐で、彼が言うにはターナーはスパイ容疑で現在拘留中との事でした。ターナーの弁護士ボブ・ムーアクロフト大佐にコンタクトを取ったところ、彼女はアフガニスタンに派遣した2人の兵士の殺害に関与している証拠があるとの事でした。リーチャーは彼女が何者かに濡れ衣を着せられたと感じます。さらにムーアクロフトは、キャンディス・ダットンという女性がリーチャーに対して子供の養育費の支払いに応じるようにとのクレームを軍に出していました。彼女にはサマンサという15歳の娘がいて、リーチャーとの間の子供だというのです。リーチャーは初耳でしたが、自分の子供かどうかの確信が持てません。とりあえずサマンサと接触を試みますが、彼女はリーチャーを不信がって冷たくあしらいました。翌日ムーアクロフトが何者かによって殺害され、昨日彼に会ったリーチャーは容疑者として逮捕されてしまいます。自分もターナーと同じように罠にはめられたと考えたリーチャーは、軍の刑務所から同じく拘留中のターナーを連れて脱獄します。

 

評価は色々とあるようですが、わたしは結構面白く観ました。原作を知らないので比較してどうか、というのはわかりませんんが、映画だけの評価だと、無実の罪を着せられたターナーを救いだして一緒に事件を捜査する、というメインの流れに自分の娘かもしれない女の子を戸惑いながらも救う、という流れが絡み合います。2人ともリーチャーと最初は色々反感もありますが、助けたり助けられたりをくり返して信頼感が生まれてきたり、相手を思う気持ちだったりを結構丁寧に描いているように思いました。わたしはトム・クルーズ好きなので、ひいき目に見てしまうところもありますが、このジャック・リーチャー・シリーズ、「ミッション・インポッシブル」のような派手さはないものの、中々味があっていいと思います。悪者の行動パターンや出演者の行動パターンが読みやすいという点はありますが、それはそれ、定番ととらえて観るのが良いかと。

 

監督はEdward Zwick、出演はJack ReacherにTom Cruise、Major Susan TurnerにCobie Smulders、Captain Anthony EspinにAidis Hodge、Samantha DuttonにDanika Yaroshです。

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